Katana [Tosa Sano Yukihide] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token

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Stock number:KA-030419

Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
Country・Era: Tosa(Kochi)・Late Edo period 1851

Blade length(Cutting edge): 74.5cm
Curve(SORI): 1.2cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.26cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.73cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.36cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.6cm
Length of Koshirae: about 106.5cm
Habaki: Two parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered, Sujikaiyasuri with Keshoyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1

Shape(Taihai): Chu-kissaki, Shinogizukuri, Iorimune
Jigane(Hada): Koitame
Temper patterns(Hamon): Sugu and Notare
Temper patterns in the point(Bohshi): Komaru
Registration Card: Tokyo  1952

【Additional Information】

左行秀は土佐国を代表する名工で新々刀期の最上作刀工です。行秀は伊藤又兵衛盛重の嫡子として文化十年筑前国上座郡朝倉星丸の里に生まれ、本名は豊永久兵衛(久左衛門)と称しました。遠祖は南北朝時代の筑前左文字派の流れであると云われ、左行秀と銘したのはこのためと思われます。天保初年出府し、細川正義門人清水久義に鍛刀の技を学び作刀技術を修めます。その後は伊予大洲、土佐、大坂、神奈川と各地を回り修練を続けます。天保頃に土佐藩工の関田勝廣に出会い見込まれて、安政3年頃より土佐藩山内家の抱工となりました。刻銘は、豊永行秀、嘉永元年頃より左行秀と改銘しました。行秀は技量頗る優れ、乕徹や清麿にも肩を並べる新々刀期トップクラスの刀工です。
本刀は、刃長が二尺四寸六分強、身幅先幅、重ねも尋常。刃区が確り残り健全で美しい刀姿の一振りです。地鉄は、小板目肌が練れて詰み、地沸が付いて鉄味明るく冴えて、鎬地寄りに映りが現れます。刃文は、小沸出来で匂口が締まり心の直刃調を主体とした刃紋で、非常に明るく冴えています。帽子は浅く湾れて先火炎状となって小丸に返ります。 茎は生ぶで、鑢目しっかり、刻銘力強く深々として誠によろしい保存状態です。 明るく冴え渡たる刃紋、地の鍛えに弛みが無く潤うなど、本刀は行秀の作域の特徴を顕著に示しており並の刀工では為し得ない抜群の技量を見せつけてくれる刀の優品です。白鞘、拵、金着二重はばき、特別保存刀剣鑑定書

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