Katana [Uda Kunimune] Wazamono [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
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Stock number:KA-050215
Paper(Certificate):[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
Country・Era:Eccyu(Toyama)・Muromachi era 1469
Blade length(Cutting edge): 73.3cm
Curve(SORI): 2.1cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.9cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.7cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.1cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.5cm
Length of Koshirae : about 102.5cm
Habaki: Two parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered,Kattesagari file pattern
Rivet Holes(Mekugiana):2
Shape(Taihai): Chu-kissaki,Shinogizukuri,Iorimune
Jigane(Hada): Itame
Temper patterns(Hamon): Suguha
Temper patterns in the point(Bohshi):Sugu ni Komaru
Registration Card: Yamanashi・1955
【Additional Information】
宇多とは、鎌倉時代末の文保頃の古入道国光を祖とする刀工群であり、南北朝時代時代を経て室町時代に渡って繁栄します。鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての作品を古宇多と、室町期の作品を宇多と、それぞれ称呼します。宇多国宗はは国光の子で、国房の弟であり、同名が数代に渡り繁栄します。宇多派の作品は大和伝の気質が強いですが、相州伝にかかるところもあり、地鉄は、板目に杢目等交じり肌がよく現れるなどします。本作は銘ぶりを刀工辞典で調べるなり、室町時代は文明頃の作品と鑑せられる御刀で、時代の雅味が豊かであり、生ぶ茎で在銘といった点から大変貴重な逸品です。銘も確りとして姿に雅味があり古刀好きな貴様にはたまらない一振りです。
本刀体配は、刃長は二尺四寸一分で、身幅の元先、重ねは尋常。反りが7分とよく利いた姿が誠に美しい御刀です。地鉄は板目肌が良く練れて映りが立つ、しっとりとした地金です。刃紋は小沸本位の直刃で、柔らかい沸が刃中に霞むように繊細に働く冴えた刃です。帽子はそのまま直で先掃き掛け心となり小丸へ健全に返ります。茎は生ぶを伝えており、宇多国宗と大きな銘ぶりで立派に刻されます。先にも述べましたが、姿が誠に美しい一振であり、相対的に見て頗る健全な宇多国宗の御刀ですから、古刀で在銘刀をお探しの御客様には最適な御品です。白鞘寒山鞘書あり、良拵付、金着せ一重太刀はばき。特別保存刀剣鑑定書。
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