Katana [Suishinshi Masahide] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token

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Stock number:KA-080518

Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
Country・Era: Musashi(Tokyo)・Edo era  1787

Blade length(Cutting edge): 69.2cm
Curve(SORI): 1.2cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.22cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.66cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.5cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.5cm
Length of Koshirae: about 101cm
Habaki: One parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered, Sujikaiyasuri with Keshoyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1

Shape(Taihai): Chu-kissaki, Shinogizukuri, Iorimune
Jigane(Hada): Itame with Jinie
Temper patterns(Hamon): Gunome-midare
Temper patterns in the point(Bohshi): Notate and Komaru
Registration Card: Tokyo

【Additional Information】
正秀は寛延三年出羽国の生まれ。明和八年、二十二歳の時に武州下原吉英門となり、初期には宅英、英國と銘を切りました。その後、安永三年に故郷の藩主である出羽国秋元家に仕官し、川部儀八郎正秀から、水心子正秀と銘を改め、文政元年にはさらに天秀と銘しました。水心子正秀は新々刀の生みの親とも言われている先駆者で、鍛刀技術の革新に尽力し、旧来の鍛刀法を一変する復古鍛錬法を提唱しました。彼は自らも名匠とうたわれて、その正秀の主張に賛同した刀工が全国各地から集まるようになりました。大親分的性格に加え、刀剣学者でもありました正秀は、大慶直胤、細川正義、長運斎綱俊らをはじめ百余名にも及ぶ刀匠を養成しました。現代刀工にも、水心子の流れを汲む流派が少なくないようです。特に初期作には、大阪物の写しを得意とした津田越前守助廣を写した名作があります。水心子正秀の刀は勝海舟が愛刀としていたことでも有名です。正秀は自著に生涯の作刀369口と書いており。現存確認ができている刀が100振ほどであることなどから、本刀は脇差ばかり多く残る中、刀であることから特に貴重な遺作であると言えます。
体配は、二尺二寸八分、ほぼ常寸の刃長に、身幅重ねは尋常で姿に崩れが無い美しい刀姿の一口です。身分の高い人が注文打ちした御刀に違いなく、立派な拵がついております。地鉄は板目肌鍛で地沸がこぼれてついて明るく冴えます。刃文は匂口が深く、小沸がついて、所々沸が強く付く明るく冴えた互の目乱れを焼いており見栄えがします。刃中には足入り、砂流しが盛んに働き、上工ならではの巧みな業が存分に示されています。帽子は、乱れを静め湾れ心となり、先掃き掛けて小丸へ返ります。茎は生ぶで錆味良好にして刻銘が鮮明に残る保存状態です。さて、拵ですが、ご覧の通り立派なもので鞘の金具も豪華です。内外揃った魅力タップリな新々刀最上作、水心子正秀の優刀です。白鞘、拵、金着一重はばき。特別保存刀剣鑑定書。

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