Katana (Katumura Norikatsu Syoriken) [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon token
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Stock number:KA-110117
Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
Country・Era: Hitachi(Ibaraki/Mito)・Edo era 1866
Blade length(Cutting edge): 69.8cm
Curve(SORI): 1.9cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.2cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.84cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.5cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.62cm
Length of Koshirae: about 101cm
Habaki: One parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered, Kiriyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Shape(Taihai): Chu-kissaki, Shinogizukuri, Iorimune
Jigane(Hada): Masame with Jinie
Temper patterns(Hamon): Suguha mixed Gunome
Temper patterns in the point(Bohshi): Hakikake, Komaru
Registration Card: Nigata
【Additional Information】
幕末に水戸藩抱工の長で勝村徳勝の代表作、号勝利ノ剣です。徳勝ははじめ関内徳宗に鍛刀の技を学び、のちに江戸に出て細川正義、運寿是一の門人になりました、文久年間(1861年~)に江戸小石川の水戸藩邸に移り作刀しました。勝村徳勝の作風は鎬筋高く身幅広い豪壮な造込みで、地鉄は柾目で鍛え、刃文は直刃を基調に互の目交じるものあり沸がよくつくもので、帽子さかんに掃きかける等の特色を示す作品が多く、その質実剛健ぶりは武用に重きを置いたものであります。
本刀体配は、見幅広く、重ね厚い造り込みで、反りが利く姿整う一振りです。地鉄は、柾目肌がよく練れて地沸がつき所々に飛び焼く強い鍛えの鍛地で地景が現れます。刃紋は、直調子に互の目足入り沸よく付いて、刃中には刃縁から地にかけ幾重にも金線が掛かり働きます。この辺りは覇気に満ちており、まさに勝利ノ剣という号に相応しい出来になります。帽子は、先掃き掛け小丸へと返ります。茎は生ぶで銘ぶり錆味ともに申し分ありません。本品は、初代徳勝慶応二年紀の晩年作で、号勝利ノ剣と刻まれる多くが代表作品であることは知られている通り、出来が頗る良く見ごたえタップリの名刀であります。特別保存刀剣鑑定書 白鞘 拵 金着せ一重はばき。
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