Koshirae [Kokurou-ironuri-saya Maruni-Baika-mon Chirashi-kanagu] [N.B.T.H.K] Jyuyo Tosou

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Stock number:KKO-070118

Paper(Certificate) : [N.B.T.H.K] Jyuyo Tosou
Country・Era:End stage of Edo era

Length of Long Koshirae : About 103.6cm
Length of Short Koshirae : About 74.2cm

【Additional Information】
法量 (大) 総長一〇三・六糎 総反り四・六糎 柄長さ二五・二糎 柄反り○・二糎 鞘長さ七七・九糎 鞘反り二・六糎 (小) 総長七四・二糎 総反り二・三糎 柄長さ一六・九糎 柄反り〇・二糎 鞘長さ五六・六糎 鞘反り一・四糎

品質形状 大小柄前 白鮫着、黒糸双撮菱巻。 大小縁頭 赤銅魚子地、丸に梅花紋散し、高彫据文、金色絵金小縁、無銘。 大小目貫 丸に梅花紋三双、赤銅魚子地、 高彫金色絵。 大小鍔 堅丸形、赤銅魚子地、丸に梅花紋散し、高彫据文、金色絵、丸耳、大は笄櫃孔金埋、小は両櫃孔・金内覆輪、無銘。 小の小柄・笄 赤銅魚子地、丸に梅花紋三双、高彫据文、金色絵、額金、笄の蕨手金、無銘。 大小鞘 黒蝋色塗。 大小鞘金具(鯉口・栗形・小の裏瓦・大の鐺) 赤銅魚子地、丸に梅花紋散し、高彫据文、金色絵、金小縁、無銘。 切羽 大小とも素銅地金着二枚、赤銅二枚。大小下緒 黒貝の口打。

説明 大小とは打刀と脇指を組合わせて一組にしたもので、この様式が成立するのはほぼ室町時代末期と推定される。江戸時代に定められた登城用の正式大小拵は裃指、 番指とも呼ばれ、その式正は『幕儀参考』によれば、鞘は黒蝋色塗で大の鞘尻は切小尻、小の鞘尻は丸小尻としている。柄は白鮫を着せて黒糸で菱巻とし、柄頭は黒塗角で縁は赤銅魚子地か磨地等。鍔は赤銅の磨地でいわゆる献上鍔をかけ、三所物は後藤の作を上等とし、その他色絵紋所等。下緒は黒糸打、献上には紫もあり。としている。しかし一般の大小は決して幕府の制定に則したものではなく、これを基本としてさまざまな様式のものが現れている。
本作は総金具はもとより、小柄笄鍔に至る迄、全てが赤銅魚子地に丸に梅花紋散し金色絵の彫法で統一されており、柄は白鮫着、黒糸双撮菱巻である。前述した式正に適った大名所用の黒蝋色塗鞘大小拵であり、信濃国飯田藩主堀家の伝来で、中身は大が無銘龍門延吉の刀、小が長船経家の作と伝えている。

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