Wakizashi [Kozuke-jyu Minamoto Masashige] [N.B.T.H.K Hozon Token]

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Stock No:SWA-090220

Paper(Certificate): NBTHK Hozon Token
Country(Kuni)/Period(Jidai): Kouzuke(Gumma), Edo period 1865~

Blade length(Cutting edge): 38.7cm
Curve(SORI): 0.6cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.11cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.76cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.90cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.65cm
Sword tang(Nakago): Unaltered,Sujikaiyasuri with Keshoyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Length of Koshirae: About 57cm
Registration Card: Tochigi

【Additional Information】

上野住源正重は、慶応頃の刀匠で上野=現在の群馬県にあたる地域で作刀しました。年紀入りの現存作は、慶応元年、慶応二年の作品があります。刻銘は、上野住源正重、上野国住源正重、上野住正重、などです。残る作品は多くなく、一振りづづが大変貴重な資料となっております。群馬県、上州にお住いのお客様に大切にして頂きたい御刀です。
本作は、刃長が一尺二寸八分弱、大帽子が鋭い雰囲気で、身幅もたっぷりとして脇差ながら姿が豪壮な御刀です。地鉄は板目肌鍛えで明るく冴えて地沸が付きます。刃紋は沸出来の互の目が大きく乱れるもので、一部飛び焼きかかるなどして、足、葉入り働きは見事で華やかです。帽子は大きく伸びて横手から切っ先中ごろまで互の目乱を焼き、そこから直ぐ調子となり、帽子は掃きかけるようにして小丸へ返ります。茎は良い状態で刻銘も確りとしています。この脇差は総体的に癖が無く出来栄は上々で、大迫力の大帽子姿が魅力の上野住源正重の傑作と思われる一振です。附の拵も生ぶいもので金具は素銅で一作。鞘の呂塗は近代に補修されておりますので乾燥割れを気にすること無くお持ちいただけます。

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