Wakizashi [Minryusi Tosizane][N.B.T.H.K] Hozon Token

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Stock number:WA-120117

Paper(Certificate):[N.B.T.H.K]Hozon Token
Country・Era:Inaba(Tottori)・Edo era  1817

Blade length(Cutting edge): 51.6cm
Curve(SORI): 1.1cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.15cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.66cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.45cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.5cm
Length of Koshirae : about 84cm
Habaki: One parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered, Kesho Sujikai yasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1

Shape(Taihai): Chu-kissaki, Shinogizukuri, Iorimune
Jigane(Hada): Itame
Temper patterns(Hamon): Choji-midare
Temper patterns in the point(Bohshi): Sugu ni Komaru
Registration Card: Tottori

【Additional Information】
眠龍子寿實は、安永六年、因幡藩お抱え工である幕末の名人“浜部寿格”の子として因州鳥取東部に生まれました。名は浜部儀八郎。初銘は「寿国」、寛政八年二十歳の時江戸に上り、寛政九年(1797年)に寿實「寿実」と改名。4年後の享和元年(1801年)八月より眠龍子と号します。父親譲りの旺盛な探究心と、優れた技術をもって焼く彼の華やかな丁子刃紋は多くの門人を集めるに至り、江戸の水心子正秀一門と並び大いに名声を高め栄えました。その門人の中に清麿の師として名高い河村寿隆も居りました。眠龍子寿實の技は河村寿隆を通して源清麿に伝えられます。地金の良さ、出来の良さは申し分なく、茎は至っも健全でありますので、
さて、本作体配は、一尺七寸の刃長、身幅やや広く重ねは尋常。切先延び反りの加減も適当で姿美しい脇差です。地鉄は板目肌が流れ心でよく練れる鍛えです。刃紋は、締まり心で匂勝ちの長い直焼出しで始まる華麗な丁子乱刃で、細かく連続する丁子刃紋の表と裏がよく揃います。刃中には足よく入り働きます。鋩子は直となって小丸へ返ります。茎には丁寧な化粧鑢が施され、銘もキッチリ刻されて堂々としており、ここだけを見ても寿實の作品に対する情熱と自身の誇りを高く感じるものです。高い技量と典型的な作柄を示した健体で地刃冴えた眠龍子寿實の脇差の拵付優品です。

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