Katana [Mito Jyu Katsumura Tokkatsu] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon touken

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Stock number:KA-060117

Paper(Certificate):[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
Country・Era:Mito(Ibaraki)・Meiji era about 1864

Blade length(Cutting edge): 74.8cm
Curve(SORI): 1.8cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.14cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.72cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.45cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.6cm
Habaki: Two parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered, Kiriyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 2

Shape(Taihai): Chu-kissaki,Shinogizukuri,Iorimune
Jigane(Hada): Itame
Temper patterns(Hamon): Sugu with Sunanagashi and Kinsen
Temper patterns in the point(Bohshi): Komaru with Hakikake
Registration Card: Oita

【Additional Information】
勝村徳勝は彦六と称し水戸藩士の子として、文化六年(一八〇九年)に生まれました市毛徳鄰門人の徳宗の門で学び、水戸烈公こと徳川斉昭の命により江戸に出て細川正義、運寿是一から鍛冶の秘伝を学んでいます。後に徳勝は斉昭の向こう槌も務めたと伝えられています。幕末尊皇攘夷運動を背景に実戦本位の刀を鍛えた徳勝の刀は大和伝法の柾目鍛を主とした造り込みで、裁断性能は水戸藩で随一と云われ、江戸小石川の水戸家上屋敷の鍛刀場でも総統を務めました。桜田門外の変で、井伊直弼を暗殺した水戸浪士達の指料も勝村徳勝の刀であったと云われています。同工の刀は鹿嶋郡砂鉄を使用して鍛刀されており、作風は運寿是一に影響を強く受けたものが多く特有の強烈な個性を放つとされ、現代においても超人気の刀匠です。明治五年(1872)六十四歳で没しています。
本刀体配は、刃長が二尺四寸七分、見幅元先広く、重ねが厚いガッシリとした造り込みに、反りが浅くつく刀姿整う一振りです。地鉄は、柾目肌がよく練れて柾に添って沸がつき地景が走る見所多い鍛地で、刃紋は、直調子に沸よく付いて、刃中には砂流しと金線が、これでもかという位にしきりに掛かり働きます。帽子は、先掃き掛け小丸へと返ります。茎は生ぶで、鑢目、銘字共に綺麗な状態です。質実豪剣ぶりを示すが如く、茎尻には忍び穴が空けられています。本刀は、水戸の名工、勝村徳勝の典型作である柾目肌の傑作刀で、刃中にあらわれた幾筋もの砂流しと金線が誠に見ごたえある円熟期の代表作です。白鞘、金着せ二重はばき、特別保存刀剣、

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