Katana[(Kikumon) Minamoto-no Masakage] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
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Stock number:KA-100121
Paper(Certificate):[N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
Country・Era:Echigo (Nigata)・Late Edo period 1863
Blade length(Cutting edge): 73.8cm
Curve(SORI): 1.7cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.4cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.88cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.85cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.65cm
Habaki:One parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago):Unaltered,Sujikaiyasuri with Keshoyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Shape(Taihai): Shinogizukuri, Iorimune, Chu-kissaki
Jigane(Hada):Ko-Itame
Temper patterns(Hamon):Gunome and Choji
Temper patterns in the point(Bohshi): midarete turn
Registration Card: Nigata
【Additional Information】
源 正蔭は、源 清麿の高弟 源 正雄、水心子正秀門 水心子正次に鍛法を学びます。越後高田住、本国は越中富山です。刀銘は、源正蔭、正蔭、玉心齋正蔭造、玉心齋正蔭作、五島源正蔭作之、などと刻します。よく詰んだ美しい鍛肌に大和伝の直刃、互の目の作品を残しています。
本作、刃長を二尺四寸三分五厘と、常寸を越して長さがあり、反り適度に、元幅、先幅、重ね共に確りとして中切っ先が大きく延びる誠に綺麗で豪壮かつ健全な姿の刀です。よく詰んだ鍛えは小板目となって潤いがあって澄んで美麗であります。刃文は、寒山先生のお見立ての通り、頭の丸い互の目、角張った互の目、丁子など様々な景色を見ることができ、刃中は足、僅かに砂流しを交えて働きます。帽子は焼刃の勢いそのままに、乱れて返ります。表裏に棒樋と添樋の彫刻を施して、茎は化粧鑢で仕立て銘を切ります。日本の転換期である幕末動乱の時代に、本刀の如く華麗な一振りを製作した同工は、類まれなる才覚と技量を持ち、高い志を持って鍛錬していた事は疑う余地もありません。また同工の遺作は大変少数であり、源正蔭の貴重な刀の秀作としてここにご紹介致します。白鞘、金一重はばき、特別保存刀剣鑑定書。
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