Tachi [Yoshindo(Yoshihara Yoshindo)]Mukansa
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Stock No:KA-060822
Paper(Certificate): Mukansa
Country(Kuni)/Period(Jidai): Tokyo・Showa era 1987
Blade length(Cutting edge): 74cm
Curve(SORI): 2.3cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.53cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.86cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.85cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.65cm
Habaki: Two parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago):Unaltered,Sujikai file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Shape(Taihai): Shinogizukuri,Iorimune,Chu-kissaki
Jigane(Hada):Koitame
Temper patterns(Hamon): Jyuka-Choji
Temper patterns in the point(Bohshi): Midarekomi then round tip
Registration Card: Tokyo
【Additional Information】吉原義人は、昭和19年東京都に生まれました。昭和40年に文化庁より作刀承認を受けて、昭和47年の新作名刀展に出品以降は13年間、高松宮賞3回をはじめ、努力賞3回、優秀賞3回、名誉会長賞1回、寒山賞1回、文化庁長官賞2回、と特賞を連続受賞して、昭和57年に無鑑査に認定されました。そのほか、国立歴史民俗博物館、米国メトロポリタン美術館及びボストン美術館に作品を収め、伊勢神宮第60回及び61回の式年遷宮の御神宝直刀三振を作刀するなど、昭和62年には明治天皇天覧、南蛮鉄兜割(なんばんてつかぶとわり)から数えて百年ぶりの兜割に挑戦。見事成功を納めました。平成3年、文化庁の重要文化財に関する専門審議委員に就任し、平成8年には文化庁接収刀剣に関する専門委員に就任しております。海外で個展を開いたり、世界各国の美術館から作刀のデモンストレーションの要請を受け、国際交流にも情熱を傾けておられます。昭和57年に39歳で無鑑査刀匠、平成16年に東京都無形文化財保持者に認定。日本刀剣保存協会新作名刀展審査委員。
本作は、刃長が二尺四寸四分二厘。反りが利いて元先の幅はタップリ広く、重ねも確りとし誠に優美な太刀姿の一振です。地鉄は小板目詰んで地沸付きます。刃文は焼きの高い重花丁子が華やかで、小沸よく付き、刃中には足、葉が盛んに働きます。帽子は表裏、葉を交えて乱れ、先尖り返ります。表裏に二本樋を彫ります。茎は筋違鑢目が美しく、達筆な刀匠名を刻します。大変人気の高い吉原義人刀匠の入念作。穏やかに澄んだ欠点の無い地肌、高低がついて華やかな刃文は、まさに「静」と「動」を兼ね備える洗練された鍛刀技です。附いている拵も合わせて、同工の誠に高雅な御刀でございます。白鞘、金着せ二重はばき。附 打刀拵。
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