Katana[Kanbayashi Tunehira]
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Stock number:KA-040116
Country・Era:Yamagata・Syowa era 1985
Blade length(Cutting edge): 71.6cm
Curve(SORI): 1.7cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.36cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.71cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.9cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
Habaki: Two parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered,Katteagari file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Shape(Taihai): Hirazukuri,Mitsumune
Engraving: Bohi on each side
Jigane(Hada): Koitame with Jinie
Temper patterns(Hamon): Gunome-midare
Temper patterns in the point(Bohshi): Komaru
Registration Card: Yamagata
【Additional Information】
上林 恒平、本名/勇二、山形県山形市大字長谷堂6424-3、銘「長谷堂住恒平作」昭和24年、1月12日生まれ。昭和42年、宮入行平師に入門します。昭和48年、2月15日、作刀承認を受けます。昭和48年、第9回新作名刀展に初出品し、努力賞を受賞。昭和51年に独立以後、努力賞4回、奨励賞2回、文化庁長官賞4回、高松宮賞2回、薫山賞など多くの受賞を果たし昭和60年、無鑑査刀匠となられた現代刀剣界を代表する作家で、刻銘は「恒平作」「長谷堂住恒平作」無鑑査順位は、吉原義人、吉原荘二、月山 清 、上林勇二。で上位4番目。相州伝を得意とする目前の人間国宝へと期待が掛かる刀匠です。
本刀、体配は平造の太刀姿で、刃長は二寸三分六分。身幅は元先広く、重ねは尋常、表裏に棒樋を彫る、棟は三つ棟となる誠にスタイルが良く美しいスッキリとした姿の御刀です。地鉄は板目に杢目が交じり、よく練れて地沸が付きます。刃文は互の目乱れ刃で、匂い口冴え、厚く小沸がついて特に刃縁は荒く沸づきます。地刃ともに明るく素晴らしい出来栄えとなっております。刃中には足、葉、砂流しがしきりに掛かって金線走り働きに覇気があります。帽子はそのまま乱れ、たるみ心となって小丸へ確りと返っています。茎は勝手上る鑢目に刻銘が堂々として立派なものです。本作は無鑑査認定の年に造られた御刀であり、恒平の作品中でも屈指の最高傑作と位置づけ出来る出来が優れた逸品です。家紋彫り上製金着二重はばき。白鞘、人間国宝へと期待が掛かる恒平の作品です。
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