Wakizashi [Mutsu Daijyou Miyoshi Nagamichi][N.B.T.H.K] Hozon Token
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Stock number:WA-060817
Paper(Certificate):[N.B.T.H.K] Hozon Token
Country・Era:Mutsu・Edo era about 1661
Blade length(Cutting edge): 53.9cm
Curve(SORI): 1.2cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.15cm
Thickness at the Moto-Kasane:0.67cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.5cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.5cm
Habaki: Two parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered,Kiriyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Shape(Taihai): Shinogizukuri,Iorimune
Jigane(Hada): Itame with Jinie
Temper patterns(Hamon): Gunome-midare
Temper patterns in the point(Bohshi): Notarekomi and Komaru
Registration Card: Hokkaido
【Additional Information】
会津の三善一族は長国を祖とし、政長から長道へと代々続く陸奥刀匠の名家です。上京し肥前忠吉と同じく埋忠明寿に学んだ為に山城伝の趣強く、寛永四年(1627年)より父長国と共に会津で鍛刀。美濃から移住してきた兼定一派と双璧の三善家はこのときより始まります。政長の子三善長道は会津虎徹と称され、斬れ味の良さは極であり後代に引き継がれ、その名声は各国に轟き、会津一の名刀として知られるようになりました。
本作は刃長が一尺七寸七分半と幾分長めで、身幅、重ねともに確りとあるガッシリとした体配の一振りです。もちろん注文打ちの作であろうことは間違えなく、出来優れて抜群の冴えを呈しています。練れた板目肌に地沸が付く地鉄は、いかにも強そうであり、会津虎徹と称されるに相応しく、実用を重んじ鍛刀されたものであることが伺え知れます。刃紋は、焼き巾たっぷりで美しく沸に包まれた互の目刃紋を焼いています。刃中には、足、葉、砂流し、金線が繊細に働いており見ていて飽きない見事な御刀です。総体的にどこを見ても健全ですので、安心してお勧め出来る会津の名刀です。拵は青貝微塵塗の鞘が綺麗な生ぶい脇差拵で、内外共に充実した逸品となります。
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