Katana[Nagayoshi][N.B.T.H.K]Tokubetsu Jyuyo Token

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Stock number:KA-070519

Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Jyuyo Token
Country(Kuni)・Era(Jidai): Bizen(Okayama)・Nanbokucho era about 1331~

Blade length(Cutting edge): 72.4cm
Curve(SORI): 2.0cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.0cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.80cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba):  2.15cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.67cm
Length of Koshirae :  About 99.6cm
Habaki: Two parts,gold and silver foil Habaki
Sword tang(Nakago): 3
Rivet Holes(Mekugiana): Osuriage, Kattesagari file pattern

Shape(Taihai):Shinogizukuri,Iorimune,Chu-kissaki
Jigane(Hada):
Temper patterns(Hamon):
Temper patterns in the point(Bohshi):
Registration Card:Hyougo

【Additional Information】

【重要刀剣図譜より】

法量 長さ七二・四糎 反り二・〇糎 元幅三・○糎 先幅二・一五糎
鋒長さ三・五糎 茎長さ二一九五糎 茎反り〇・一糎

形状 鎬造、庵棟、身幅広め、元先の幅差さまで目立たず、重ね厚く、反り深めにつき、中鋒。

地肌 板目杢・流れ肌交り、総じて肌目立ち、地沸厚くつき、地景よく入り、淡く乱れ風の映り立つ。

刃文 総じて焼高め、互の目に丁子風の刃・尖り刃・角ばる刃など交り、処々腰開き風となって深浅を店・業よく入り、殆ど匂出来、極く僅かに小沸つき、中程小さな湯走りを交え、金筋・砂流しかかる。

帽子 乱れこみ、表はとがりごころに小丸、裏は丸、共に小さく掃きかける。

彫物 表裏に棒樋、表は丸止め、裏は掻き流す。

茎 大磨上、先刃上がり栗尻、鑢目勝手下がり・(表茎尻辺)切り、目釘孔三、無銘、
[説明]長義は、一説に、長船真長の後裔と伝え、相伝備前と呼称される南北朝の多くの備前鍛冶の中で、兼光と並んで傑れた技倆を示す刀工である。現存する作刀の年紀は貞和より康暦に及んでおり、その作風には匂勝ちのものと、地刃の沸が強いものとの両様があるが、殊に後者の作例は、兼光以上に相州伝が強調され、ために、「備前刀の中でも最も備前離れした刀工は長義也」と古来称せられている。その刃文は兼光以上に出入りと変化の目立つ個性的なものが多く、鍛えも板目に地沸を厚く敷き、地景を交えるものである。この刀は、身幅広めで元先の肌差が目立たず、中棟に結んだ力強い体配を呈し、地鉄は板目の肌合が明瞭に現れて地景が目立って入り、鍛錬の妙がいかにもよく示されている。刃文は出入りが目立って総じて焼高く、幾種類かの刃を交えて変化に富み、加えてさほど目立たないものの元先にかけて金筋・砂流しがかかって本作に迫力を添えている。重ねが厚く誠に健体に保たれ、保存状態はいかにも良好である。因みに、
抑制された沸付きは誠に微細でむしろ匂勝ちの様相を呈しているために地映りも通常の堂作に比しては判然と立つなど、備前伝の要素が色濃く反映されているのが注目されるが、この様相に近似したものとして重要文化財指定の太刀(二尺三寸六分)が挙げられ、焼刃構成と併せて極めは正に首肯出来る一口である。藩政時代は水戸徳川家の伝来で、制作が江戸時代中期乃至後期と目される黒蝋色鞘打刀拵が付帯している。

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