Wakizashi [Hasedo-jyunin Tsunehira(Kanbayashi Tsunehira)] Mukansa
Out of Stock
Stock number:WA-040120
Country・Era: Yamagata・Heisei era 1990
Blade length(Cutting edge): 48.8cm
Curve(SORI): 1.2cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.2cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.62cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 3cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
Habaki:
Sword tang(Nakago): Two parts, gold and Alloy of gold and copper foil Habaki
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Shape(Taihai):Hirazukuri, Iorimune
Engraving:Front:Suken and Bonji Back:Rendai and Gomabashi
Jigane(Hada): Itame with Jinie
Temper patterns(Hamon): Gunome
Temper patterns in the point(Bohshi):Sharp,Komaru
Registration Card: Yamagata
【Additional Information】
上林 恒平、本名/勇二、山形県山形市大字長谷堂6424-3、銘「長谷堂住恒平作」昭和24年、1月12日生まれ。昭和42年、宮入行平師に入門します。昭和48年、2月15日、作刀承認を受けます。昭和48年、第9回新作名刀展に初出品し、努力賞を受賞。昭和51年に独立以後、努力賞4回、奨励賞2回、文化庁長官賞4回、高松宮賞2回、薫山賞など多くの受賞を果たし昭和60年、無鑑査刀匠となられた現代刀剣界を代表する作家で、刻銘は「恒平作」「長谷堂住恒平作」無鑑査順位は、吉原義人、吉原荘二、月山 清 、上林勇二。で上位4番目。相州伝を得意とする目前の人間国宝へと期待が掛かる刀匠です。
本刀、体配は、刃長が一尺六寸一分、身幅、先幅、重ね尋常。表裏に立派な彫刻が施された、誠にスタイルが良く美しいスッキリとした平脇差です。地鉄は板目が斑なく綺麗で地沸が付きます。刃文は互の目乱刃紋で、匂い口明るく小沸がついて冴えます。地刃ともに明るく素晴らしい出来栄えとなっております。帽子は先尖りごころで確りと返っています。刀身彫刻は、表に素剣と梵字、裏に蓮台と護摩箸を彫りあげます。この彫刻も彫同作で上林恒平のてによるものです。刀身が引きしまって見えます。本作は恒平の作品中でも傑作と位置づけ出来る優品で、現代刀の精華を示す名誉の一振と云えます。御家の御守刀としても御奨めの御刀です。白鞘、金と赤銅着二重はばき。
Out of stock