Katana [Takahashi Tsuguhira] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
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Stock number:KA-040420
Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token,Mukansa
Country・Era:Nagano, Showa era 1976
Blade length(Cutting edge): 75.8cm
Curve(SORI): 1.9cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.35cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.80cm
Habaki: Two parts, Gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered,Sujikai file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Shape(Taihai):Chu-kissaki,Shinogizukuri,Iorimune
Engraving: Bohi on each side
Jigane(Hada): Itame with Jinie
Temper patterns(Hamon): Gunome
Temper patterns in the point(Bohshi):O-Bohshi,Midare turn Komaru
Registration Card: Nagano
【Additional Information】
人間国宝、宮入氏、第一の弟子、高橋次平の作品です。刀銘は、次平。次平、次平作、信州住人源次平作之、信州国次平などと銘切りします。本名は高橋次男。昭和2年 4月13日生、長野県埴科郡坂城町大字中之条住。昭和22年に人間国宝、宮入行平師に入門し、昭和34年、1月31日に作刀承認を受けます。第5回作刀技術発表会に初出品。努力賞。昭和40年の第1回新作名刀展に初出品し奨励賞を受賞します。以降、優秀賞2回、奨励賞2回、努力賞5回、高松宮賞2回、文化庁長官賞、日本美術刀剣保存協会会長賞3回、薫山賞などを数々の受賞を果たして、平成元年に無鑑査となられました。また平成2年には長野県無形文化財にも認定されています。平成8年、8月26日没。次平は現代刀史に大きな功績を残した名匠です。
本作、体配は、刃長が二尺五寸で、元幅先幅共にたっぷりと広く、重ねが十分ついた豪壮な御刀になります。樋が添えられておりますからバランスは良好です。地金は板目に地沸がつく強い鉄です。刃紋は、明るい匂口に小沸がついた互の目が乱れる刃で、刃中には、足、葉等働いて地刃共に冴えた上々な出来栄えの一振りです。鋩子はそのまま乱れて小丸へ返ります。茎は丁寧な鑢目が美しく、鏨の運び具合がはっきりと判るほど銘が深く彫られています。高橋次平は無鑑査刀匠であるとともに、長野県無形文化財です。宮入行平氏(重要無形文化財保持者=人間国宝)の第一の弟子である次平の、名工の意地と気迫が感じられる立派な作品です。白鞘、金着二重はばき。
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