Tanto [Yamagami Norihisa]

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Stock No:STA-110120

Paper(Certificate): None
Country(Kuni)/Period(Jidai): Nigata, Showa period 1984

Blade length(Cutting edge): 23.4cm
Curve(SORI): 0cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.69cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.71cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.26cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.52cm
Sword tang(Nakago):Unaltered,Kattesagari file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Registration Card: Nigata

 

【Additional Information】

山上則久は、本名が山上重則で昭和15年に新潟県刈羽郡に生まれます。はじめ栗原昭秀の日本刀鍛錬所に入門し、のちに父である山上昭久に鍛刀を学び、親子で作刀に没頭します。現在は新潟県刈羽郡刈羽村大字刈羽在住。日本美術刀剣保存協会主催の新作名刀展においては特賞、努力賞、入選など数々の栄誉ある受賞を果たしています。刃味鋭く現代剣士に人気が高い刀匠です。
本作は、刃長が七寸七分二厘と頃合いな長さの一口で、姿も美しくまとまった短刀です。地鉄は板目肌に柾が交じって地沸が付いて精美です。刃文は匂口明るく冴えた互ノ目丁子を焼いています。刃中には砂流かかり、金筋が現れるなどし見応えある出来口を示しています。茎には線鋤鑢が丁寧に施されて銘がキッチリ入っています。為書もなく素直に御守刀にして宜しい御刀です。上々の出来栄えを呈した山上則久の優品の短刀です。白鞘、金着二重はばき。

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