Katana [Inaba-Toko-Tenryushi Hidetoshi]
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Stock No:SKA-050321
Paper(Certificate): None
Country(Kuni)/Period(Jidai): Tottori,Showa period 1984
Blade length(Cutting edge): 71.0cm
Curve(SORI): 2.3cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.33cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.74cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.55cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
Sword tang(Nakago): Unaltered,Sujikaiyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Registration Card: Tottori
【Additional Information】
天龍子秀寿刀匠は、昭和19年(1944)生まれ、本名は金崎秀寿。鳥取市在住の現代刀匠です。 同地にて靖国刀匠であった父 天日斎助寿は、はじめ同じ靖国刀匠 池田靖光に師事し、後年 堀井俊秀に学んでいます。鍛刀技は父 助寿より学び、新作名刀展にて多数の入選経験があり、因州を代表する刀工として知られます。
本作体配は刃長が二尺三寸四分三厘。身幅重ね尋常で、腰反りが適度に利き、中切っ先となる姿の御刀です。地鉄は板目が総体的に流れごころで地沸がつく鍛えとなります。焼刃は小沸がついて柔らかに冴え、直ぐ調子が浅く湾れ、小互の目を交えて刃中には小足が入ります。帽子はやや湾れ先掃きかけて小丸に返ります。茎は筋違鑢目に仕立てます。同工鏨使いもお上手で、堂々たる刀銘が歪みなく刻されています。本刀、古作を狙い鍛刀された一振で、地刃共に上品に整い、雅な様相を示す優作の一口です。
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