Katana[Kisyu-Jyu Yasuhiro] [N.B.T.H.K]Tokubetsu hozon Token

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Stock number:KA-010316

Paper(Certificate):[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
Country・Era:Kii・Edo era  1661

Blade length(Cutting edge): 70.3cm
Curve(SORI): 1.3cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.3cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.76cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.4cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.53cm
Habaki: One parts, silver Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered,Sujikai file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1

Shape(Taihai): Chu-kissaki,Shinogizukuri,Iorimune
Jigane(Hada): Itame with Jinie
Temper patterns(Hamon): Choji
Temper patterns in the point(Bohshi): Notare,Komaru
Registration Card: Wakayama   1961

【Additional Information】
紀州住安廣は紀州を代表する刀工で、本名は富田三郎兵衛といいます。新撰組一番隊組長沖田総司の佩刀で名高い「大和守安定」の実父にあたります。また、紀州住安廣は平安城安廣ともいい、平安城正俊の師でもあります。安廣は元和六年(1620年)に近江から紀州へと移り住み、寛永十三年(1636年)に紀州藩のお抱え藩工となりましたが、正保元年(1644年)に紀州藩を御役御免となりました。正保三年(1646年)に子である安定と共に江戸に下った後、慶安三年(1650年)に京都に入り、承応三年(1654年)に京で没しました。紀州住安廣の他、於紀州安廣、紀伊國安廣、紀州和歌山住安廣、武州住安廣などと刻銘された作品が残ります。安廣は直焼きだしがある互の目丁子刃紋を得意とする刀工で、菊紋を切る作品があります。
本作は、よく練れた地鉄に焼高の大互の目乱れ刃紋を焼いた同作中探してもちょっと見つからないほどの傑作刀です。体配は身幅重ねがしっかりとし、反りが浅めで切先は延びた寛文新刀の姿で、姿が美しく健体です。地鉄は板目肌練れて詰んだ明るい大阪地鉄を思わせる綺麗な地鉄です。刃紋は、匂口締まり心に明るい小沸がつく刃で、直で焼きだすも焼高く乱れ、大互の目に丁子を交える、明るく冴えた華やかな刃紋となります。刃中には足長く入り、葉入り、刃の谷に砂流し金線が絡むなど盛んな働きを見せており覇気があります。帽子は湾れ調子となって小丸へ返ります。茎の状態は頗る良く、鑢目キッチリで銘の鏨がピンと立って鮮明。言うこと無しです。本刀は初代紀州住安廣の真価が余すところ無く発揮された、彼の代表作と言える出色の一振です。白鞘、特別保存刀剣鑑定書

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