Tachi [Kanbayashi Tsunehira] Mukansa
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Stock No:SKA-020322
Paper(Certificate): Mukansa
Country(Kuni)/Period(Jidai): Nagano-Yamagata/Showa era 1975
Blade length(Cutting edge): 71.5cm
Curve(SORI): 2.1cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.20cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.83cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.50cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.60cm
Sword tang(Nakago): Unaltered,Katteagari file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Registration Card: Nagano
【Additional Information】
上林 恒平、本名/勇二、山形県山形市大字長谷堂6424-3、銘「長谷堂住恒平作」昭和24年、1月12日生まれ。昭和42年、高校卒業と同時に宮入行平師に入門します。6年後の昭和48年、2月15日、作刀承認を受けます。同昭和48年、第9回新作名刀展に初出品し努力賞を受賞。以降毎年着実に実績を上げ修行満9年目の昭和51年に独立して山形県の長谷堂に鍛錬所を構えました。以後、努力賞4回、奨励賞2回、文化庁長官賞4回、高松宮賞2回、薫山賞など多くの受賞を果たし昭和60年に無鑑査刀匠となられた現代刀剣界を代表する作家です。刻銘は「上林恒平作」「長谷堂住恒平作」無鑑査順位は、吉原義人、吉原荘二、月山清 、上林勇二、で上位4番目。上林恒平は宮入昭平師の作風を最も良く継承する作家の一人として知られています。相州伝を得意とし、目前の人間国宝へと期待が掛かる刀匠です。
本品は、刃長が二尺三寸五分九厘で表裏に樋を彫ります。地鉄は、板目肌柾掛かり肌現れて地沸えが付く強い鍛えの地金です。刃文は、互の目が乱れて焼き出し物打ちに向かって焼き幅を高め派手に乱れる刃文で、匂い口明るく小沸がついて刃縁は荒く沸づいて冴えます。地刃ともに上々の出来栄えとなっております。帽子は、そのまま乱れて先掃きかけるようにして上品に小丸に返ります。茎は勝手上鑢目に銘が堂々と刻された立派な茎です。本品は上林恒平刀匠の出来が優れ鑑賞刀は勿論、上段者の居合刀にもおすすめの逸品です。金着一重はばき、黒呂塗鞘打刀拵入。
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