Katana [Bizenkokujyu-Osafune-Sukesada][N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
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Stock number:KA-060320
Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
Country(Kuni)・Era(Jidai): Bizen・Muromachi era 1567
Blade length(Cutting edge): 70.4cm
Curve(SORI): 2.5cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.2cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.82cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba):2.5cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.65cm
Habaki:Two parts, gold foil Habaki
Length of Koshirae : About 102cm
Sword tang(Nakago):Unaltered,Kattesagari file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 2
Shape(Taihai): Chu-kissaki, Shinogizukuri, Iorimune
Jigane(Hada): Itame with Jinie
Temper patterns(Hamon): Midare
Temper patterns in the point(Bohshi): Midare turning Komaru
Registration Card:Miyagi
【Additional Information】
備前国住長船祐定作、永禄十年二月吉日の年紀が入った御刀です。室町時代後期の備前長船刀工を総称して末備前と称します。長船鍛冶の中でも祐定の一派は特に名を高めて後代まで長きに渡り繁栄しました。銘鑑によれば銘文に俗名を冠している与三左衛門尉、源兵衛尉、彦兵衛尉祐定らを筆頭として二十数人挙げられています。末備前の作風は多岐にわたり腰の開いた互の目乱れから直刃に至るまで様々であり稀に皆焼の作も見られます。
本作は、戦国時代の数打刀と称される束刀ではなく、銘と年紀がキッチリと刻された注文打の備前刀で、その昔は名の有る武将の帯刀で有ったことが判ります。注文品は鉄質も高く造り込みも入念作ばかりであり鍛えの優れた優品ぞろいです。鉄質が良いということは本刀の茎を見ても一目瞭然です。体配は、刃長が当時の片手打と称される2尺2寸ほどの御刀が多い中、二尺三寸二分一厘という立派な刃長で、また身幅も元先が確りとして手元に重心が来るように造り込まれ、反りが深く姿が良く、その体配は整い実戦を常に考慮した精悍な姿です。地鉄は板目肌が練れた鍛えで肌目が現れ映りが立ちます。刃文は匂勝ちの腰の開いた互の目乱れで、蟹の爪のような焼き頭を交え小沸が付く末備前祐定の典型的な作風を示し、刃中には足、葉、が働きます。帽子は乱れて小丸へ返ります。茎は鉄味が良く銘もしっかり残る状態です。戦乱の世に生まれた御刀で遊び心が無く、厳しさをしみじみと感じ得る一振りです。末備前の名刀を御探しのお客様にまずお奨めさせて頂きます。さて、拵もご覧ください。半太刀拵がじつに渋い感じの逸品です。本品は備前国住長船祐定作、永禄十年二月吉日の年紀が入った祐定の注文打刀です。素晴らしい黒漆菜種塗鞘半太刀拵がついて内外揃った立派な御刀です。白鞘、附 黒漆菜種塗鞘半太刀拵、金着せ二重はばき。特別保存刀剣。
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