Katana [Unjyu-Kanetomo] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Touken

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Stock number:KA-060713

Paper(Certificate):[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
Country・Era:Mutsu(Fukushima)・Edo era   1863

Blade length(Cutting edge): 69.9cm
Curve(SORI): 1.25cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.1cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.8cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.6cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.7cm
Habaki: One parts, silver Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered,Sujikai file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1

Shape(Taihai): Chu-kissaki,Shinogizukuri,Iorimune
Jigane(Hada): Mokume with Jinie
Temper patterns(Hamon): Suguha
Temper patterns in the point(Bohshi): Sugu ni Komaru
Registration Card: Miyagi

【Additional Information】
当作の運寿兼友(会津兼友)は文久年紀があるので、元禄から明治まで八代続いた兼友各代では最も有名な幕末の作ということになります。幕末期に悲劇的な運命を辿った会津藩、戊申戦争では一ケ月にもおよぶ会津城籠戦をしのぎ、兼友、長道、道辰らは弾丸の製造に尽力、十一代会津兼定は城外に打って出たとも伝えられています。一藩総力戦ともなった戦いは、白虎隊はじめ多くの悲劇を今に伝え、敗れた会津藩士やその家族は本州最北端下北に移り、その後多くは北海道へと移住したと伝えられています。兼友は兼定に似た美濃伝の沸が少ない直刃か互の目乱れを焼きました。幕末争乱の期、会津藩と運命を共に戦った名刀工の作です。
本作体配は、刃長が二尺三寸強、身幅、先幅、重ねは確り。反り適当に利いた美しい刀姿の一振りです。地鉄は、杢目肌美しく現れて地沸がつきます。地景入る強靭な鉄地です。刃紋は、匂口締まり心で、小沸がつく刃です。小足、金線が働くなど刃縁細やかで見所も多く、流石は会津の名工、兼友の御刀であると感心させられます。本刀が製作された時期は、まさに戊申戦争真っただ中の頃、実用を重んじて鍛刀された、戦闘に適した刀であること無論ですが、手にしてみて使える刀はこういう刀なんだろうと実感します。さて、帽子ですが、そのまま直で上品に小丸へ返ります。茎は、生ぶで錆味、刻銘ともに全く文句なしの保存状態です。この御刀は、特に肌合いが見事であり、優れた出来映えであることを特記しておきます。幕末争乱の期、会津藩と運命を共に戦った名刀工、会津兼友の地刃健全で出来が良い、同作の特徴を顕著に示した刀の優品です。特別保存刀剣鑑定書、白鞘入。

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