Katana [Mumei(Sue-Enju)][N.B.T.H.K]Hozon Token

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Stock number:KA-120422

Paper(Certificate): [N.B.T.H.K]Hozon Token
Country(Kuni)・Era(Jidai): Higo (Kumamoto)・Early Muromachi period about 1428~

Blade length(Cutting edge): 69.9cm
Curve(SORI): 1.5cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.72cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.73cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.0cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
Habaki: One parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Kiri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 2

Shape(Taihai): Shinogizukuri, Iorimune,Chu-kissaki
Engraving: Bohi
Jigane(Hada): Ko-itame
Temper patterns(Hamon): Suguha
Temper patterns in the point(Bohshi): Sugu then Ko-Maru round tip
Registration Card: Tokyo

【Additional Information】

鎌倉時代後期、肥後国(熊本県)では、山城国(京都府)の来派より別れた延寿太郎国村を祖として延寿一門が繁栄しました。同一派は、肥後菊池郡にて鍛刀し、菊池一族の抱工となります。延寿国村の他、国村の弟国吉、国時、国泰、国資、国友などが上手とされ、各々が一代で終わらず、名跡を継いで後代まで続きます。同一派の作品は、太刀、短刀が多く残りますが、太刀に関しては、磨上げられ在銘作は少なく貴重とされます。作風は、来派の流れを受けて、直刃を得意としますが、地鉄に白気る感があるところに相違点があります。通説では、鎌倉時代から南北朝時代までを「古延寿」、「延寿」とし、室町時代の作品を「末延寿」と称します。
本作体配は、刃長が二尺三寸一分。身幅重ね共に尋常に、反りがよく利いて、やや延び心の中切っ先となる誠に姿が古雅で美しい刀姿を呈します。地鉄は小板目肌で、地沸付き、細かな地景が入る澄んだ肌合いを見せます。焼刃は小沸出来の直刃で、匂口良く冴えて切っ先まで続きます。帽子はそのまま直ぐで先小丸へと返ります。茎は磨上げながらも悪い錆びはついておらず、落ち着いた錆味で雰囲気が良いです。室町時代の初期頃に製作されたと思われる同作。来派の流れを継いだ延寿一派の上品な作風をみせて、刀姿すこぶる綺麗であり、格調高い同一派の秀作としてご紹介致します。金着せ一重はばき。白鞘、保存刀剣鑑定書。

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