Katana [Sassyu-ju Taira Masayoshi][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
Out of Stock
Stock number:KA-120922
Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
Country・Period:Satsuma(Kagoshima)・Late Edo period 1788
Blade length(Cutting edge): 70.3cm
Curve(SORI): 1.3cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.35cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.78cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba):2.60cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
Habaki: Two parts, Gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered,Kiriyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Length of Koshirae : About 103cm
Shape(Taihai): Shinogizukuri,Iorimune,Chu-kissaki
Jigane(Hada): Itame
Temper patterns(Hamon): Gunome-midare
Temper patterns in the point(Bohshi): Midarekomi then Togari round tip
Registration Card: Tokyo
【Additional Information】
薩摩正良は二代伊地知正良の子で、享保18年(1733)に生まれ。名は伊地知右衛門。二代正良に鍛刀の技を学び、波平伝と相州伝の鍛造を習得します。父没後三代目を継いで正良と名乗ります。天明四年(1784)に薩摩藩工に命じられ、寛政元年(1789)十二月一日、奥大和守元平と時を同じくして「伯耆守」を受領し、「正良」の名を嫡男に譲り、自らは正幸(刻銘、伯耆守平朝臣正幸)と銘を改めました。文政元年(1818) 86歳の長寿で没するまで地道に鍛刀を続け、また研究熱心であった正幸は刀剣鍛練の著書をしるし、多くの弟子を教育したことで多大な功績を残しました。江戸の水心子正秀と共に並び称賛されています。彼は父祖に優る才気な技量を示し、元平ともに薩摩新々刀を代表する刀工で共に双璧と称される名工です。
本作、刃長が二尺三寸二分で、身幅、重ねも共にがっしりとして、反り適度に利き、中切っ先となる力強い刀姿です。地鉄は、板目肌が良く詰んで流れ肌を交えます。地沸付き、肌目に沿って地景が強く入る精強な鍛えです。刃文は沸出来で、匂口深く、誠に良く冴えた互の目乱れを呈します。総体尖り心の高低のついた変化に富む乱れ刃です。刃中には金筋が長く掛かって働き、同工の作品らしく覇気のある焼刃となります。帽子はそのまま乱れ込み先小丸へ返ります。拵は石目地塗に蛭巻となり、大変派手やかな作品です。本作は、奥大和守元平と並び称される新々刀期、薩摩の名工 薩州住平正良(伯耆守正幸)の高技量を強く示した覇気溢れる一口です。金着せ二重はばき、石目地塗蛭巻鞘打刀拵、特別保存刀剣鑑定書。
Out of stock