Katana [Mumei Den Kanemoto][N.T.H.K Nihon Token Hozon Kai]
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Stock No:SKA-090221
Paper(Certificate): N.T.H.K Nihon Token Hozon Kai・N.B.T.H.K Tokubetsu Kicho Token/Tsuba:[N.B.T.H.K] Hozon Tousougu
Country(Kuni)/Period(Jidai): Mino(Gifu),Late Muromachi period about 1532~
Blade length(Cutting edge): 66.8cm
Curve(SORI): 1.4cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.1cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.66cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.45cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
Length of Koshirae: about 93.5cm
Sword tang(Nakago):Sujikai file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Weight including handle: 905g
Registration Card: Gifu
Tsuba [Sayu-Donguri-Sukashi-Tsuba]
Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Hozon Tousougu
左右団栗透鍔 丸形 鉄磨地 陰透 肉彫地透 金布目象嵌 金布目象嵌耳
縦:Length: 7.84cm 横:Width: 7.80cm 切羽台厚:Thickness: 0.44cm 重量:Weight: 91g
【Additional Information】
濃州赤坂は現在の岐阜県大垣市にあたり、古くから金生山の中央部、更紗山(さらさやま)からは、石灰石とともに良質な赤鉄鉱が採掘されており、これらを用いた、製鉄の技術が伝わりました。つまり、この地方は原料の鉄に恵まれた、刀作りに適した地であったといえます。同地に永正年間(1504年~)頃、兼定、兼元などの名工が出て、美濃鍛冶の双璧として活躍しました。両者共に後代まで同銘で引き継がれますが、特に技量的に優れ成功を収めたのが、二代兼元で、孫六兼元と称されております。最上大業物としても知られ、切れ味に優れ、古来より武人に愛されました。「関の孫六三本杉」といわれるように兼元の代表的な刃文が三本杉乱れで、これは尖りごころの互の目が連なる様が三本杉のように見えたことからついた呼び名です。
本作品は、尖り互の目を焼いた兼元の典型作で、三代兼元又はそれと同年代の兼元の作品と思われます。地金は板目肌がよく詰んで精美な鍛となり地沸がつきます。刃文は匂い口締まり心で沸が着く三本杉に、砂流し金線が盛んで覇気ある働きを見せています。帽子はそのまま乱れて小丸へ返ります。
保存刀装具鑑定書が付いた左右団栗透鍔を使用した黒呂漆塗鞘拵付きの、鑑賞用の刀剣としてもお薦めできる御刀です。
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