Katana [Ishido Teruhide]
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Stock No:SKA-040223
Paper(Certificate): None
Country(Kuni)/Period(Jidai): Saitama/Showa era about 1940~
Blade length(Cutting edge): 66.0cm
Curve(SORI): 1.6cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.07cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.68cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.40cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
Sword tang(Nakago): Unaltered,Sujikaiyasuri with Keshoyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Registration Card: Aomori
【Additional Information】
石堂輝秀刀匠は、本名を菊池清一、明治33年(1900年)生まれです。「石堂運寿是一」「武蔵大掾是一」の子孫で石堂家の10代目に当たります。同家は明治の廃刀令後に道具鍛冶に転じました。同工は、明治42年(1909年)に9代目である石堂秀一に弟子入りし鍛法を学びます。戦時中は軍刀製作に従事し、名家である石堂家の名に恥じぬ力量を発揮し、刃味優れる刀を数多く製作しました。戦後は鉋製作に専心し、大工達には鉋造りの名人として広く知られます。また同工の造る鉋は刀同様に大変斬れ味に富んだもので、大工の棟梁達の間でも幻の逸品として高い評価を受けました。
本作体配は、刃長が二尺一寸八分。身幅、重ね共に尋常で、反り適度、切っ先がやや枯れ心に延びた鋭い刀姿です。地鉄は、小板目肌で地沸付き、曇りがなく、潤いに富んだ上々の鍛を呈します。刃文は小沸出来の湾れを主調に互の目が交じる焼刃で、ゆるやかに品格のある刃文が焼かれます。帽子は直ぐで先小丸へ返ります。茎は、化粧筋違鑢がかかり、達筆な刀工銘を刻します。本刀は室町期より続く名門石堂家 第10代当主の石堂輝秀の優品で、特に破綻のなく鍛錬された綺麗な地鉄は、同工の丁寧な技量を強く表しており見所であります。
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