Katana [Higo-Kikuchijyu Koretada]
Out of Stock
Stock No:SKA-110320
Paper(Certificate): None
Country(Kuni)/Period(Jidai): Kumamoto, Heisei period 2004
Blade length(Cutting edge): 73.0cm
Curve(SORI): 1.4cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.31cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.77cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.80cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.65cm
Length of Koshirae: about 105cm
Sword tang(Nakago): Unaltered,Kiri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Weight including handle: 1,133g
Registration Card: Kumamoto
【Additional Information】
肥後菊池住惟忠の作品です。惟忠の本名は大塚惟忠、熊本県菊池市在住で、全日本刀匠会会員、優秀賞等多数受賞、など多数の入選歴を誇る熟練上級工です。惟忠は、父、大塚惟義、刀工銘が菊池住源盛竜の門人として同市の日本刀鍛錬所で鍛刀を学びました。阿蘇山の麓、菊池川では上質の砂鉄が採れることから砂鉄を集め炉で溶かして卸し鉄の原料としています。自家製鉄を原料として鍛刀している少ない刀匠の一人です。惟忠の刀は抜群の切れ味と定評があり、剣士の間で高い人気を誇っております。本刀も手にして納得できる御刀です。
本作は居合刀向き刀剣として載せていますが、鑑賞用の刀剣としてもお奨めできる品です。刃長は二尺四寸ほどで、切っ先が延びて反りがやや浅く鋭さを感じる姿の一振です。地鉄は板目肌が顕れ、相州伝による焼き入れからなる地沸がついて強い鍛肌となります。刃紋は互の目丁子乱れ刃紋で小沸が厚くついて刃中には足、砂流しが現れ働きます。平成十六年の作刀です。刀身の状況に申し分が無く、拵もまとまり最良の状態ですから、すぐ居合いに使えます。バランスが良い御刀です。
Out of stock