Tanto [Inada Unju Hisanaga Saku] [N.B.T.H.K Hozon Token]

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Stock No:STA-010120

Paper(Certificate): NBTHK Hozon Token
Country(Kuni)/Period(Jidai): Higo, Edo period 1855

Blade length(Cutting edge): 29.1cm
Curve(SORI): 0.5cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.74cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.59cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.7cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
Sword tang(Nakago):Unaltered,Sujikaiyasuri with Keshoyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Registration Card: Tokyo

【Additional Information】
稲田運寿久長は江戸時代嘉永ころに活躍した刀工で、肥後より若いうちに上京し、初め運寿是一に学び、後に長寿斎綱俊の門人となった人で、技量が高いことで知られる。刻銘は(稲田運寿久長作)(肥後人吉藩工稲田久長作)(相良臣稲田運寿久長作)(江府住稲田運寿久長造之)などと切る。なぜか在銘の現存作品が少ない。技量が優れていたために綱俊の陰打ちをしていたのではないかと云われている。本作は冠落とし姿の短刀で、精美な整った鍛え肌に、直ぐ焼き出す互の目乱れを上手に焼いている。匂い口締り心で匂いが深く、刃縁は冴えて明るく、刃中には小足よく入り働く上々の出来栄えを示した一口である。綱俊の懐刀として知られる稲田運寿久長の技量の高さに感服せざるえない短刀の優品である。

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