Wakizashi [Mutsu-Aizu-ju Michinaga(Saijo-O-wazamono)][N.B.T.H.K]Hozon Token
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Stock No:SWA-110122
Paper(Certificate): NBTHK Hozon Token
Country(Kuni)/Period(Jidai): Mutsu (Fukushima)・Early Edo period about 1655~
Blade length(Cutting edge): 54.1cm
Curve(SORI): 1.5cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.1cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.7cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.3cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
Sword tang(Nakago): Unaltered,Kattesagari file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Registration Card: Nara
【Additional Information】
道長は、三善長道の初期銘です。会津の三善一族は長国を祖とし、その子政長から長道へと代々続く陸奥刀匠の名家です。政長は、上京して肥前忠吉と同じく埋忠明寿に学んだ為に山城伝の趣強い作品を多く鍛刀しました。寛永四年(1627年)より父長国と共に会津で作刀を始めました。美濃から移住してきた兼定一派と双璧の三善家はこのときより始まります。政長の子三善長道は、寛永十年(1633年)会津生まれです。会津正宗、会津虎徹とも称され、出来は虎徹にやや類似し、斬れ味の良さは後代まで引き継がれています。長道系は十代(明治)まで会津鍛冶の棟梁としての地位を保っています。長道は、名は藤四郎。叔父長俊に師事しました。はじめ道長と銘を切り、万治二年陸奥大掾を受領後、三善長道と改めます。津田助廣の弟子説もあります。作品は奥州一の名工と称されるに申し分なく、新刀上作、最上大業物に列します。刀銘は、陸奥会津住道長、陸奥大掾藤原長道三善藤四郎、長道、陸奥大掾三善長道などと銘切ります。貞享二年十一月十七日(1685年)没。
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