Tanto [Kiyondo] Mukansa
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Stock number:TA-110120
Country・Era:Tokyo・Showa era 1988
Blade length(Cutting edge): 19cm
Curve(SORI):0cm
Width at the hamachi(Moto-Haba):2.12cm
Thickness at the Moto-Kasane:0.62cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba):1.85cm
Thickness at the Saki-Kasane:0.5cm
Habaki: One parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago):Unaltered,Sujikai file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Length of Koshirae : 32.5 cm
Shape(Taihai): Hirazukuri, Iorimune
Jigane(Hada):Masame
Engraving: Front side: 千代に八千代に / Back side: 苔のむすまで
Temper patterns(Hamon):Suguha
Temper patterns in the point(Bohshi): Sugu Komaru
Registration Card: Tokyo
【Additional Information】
吉原義人は、昭和19年東京都に生まれました。昭和40年に文化庁より作刀承認を受けて、昭和47年の新作名刀展に出品以降は13年間、高松宮賞3回をはじめ、努力賞3回、優秀賞3回、名誉会長賞1回、寒山賞1回、文化庁長官賞2回、と特賞を連続受賞して、昭和57年に無鑑査に認定されました。そのほか、国立歴史民族博物館、米国メトロポリタン美術館及びボストン美術館に作品を収め、伊勢神宮第60回及び61回の式遷宮の御神宝直刀三振を作刀するなどし、昭和62年には明治天皇天覧、南蛮鉄兜割(なんばんてつかぶとわり)から数えて百年ぶりの兜割に挑戦。見事成功を納めました。平成3年、文化庁の重要文化財に関する専門審議委員に就任し、平成8年には文化庁接収刀剣に関する専門委員に就任しております。海外で個展を開いたり、世界各国の美術館から作刀のデモンストレーションの要請を受け、国際交流にも情熱を傾けておられます。平成16年に東京都無形文化財保持者に認定。日本刀剣保存協会新作名刀展審査委員。
この短刀は、師が短刀は直刃が一番というとおり、国宝短刀の新藤五国光を彷彿とさせる作品で、義人刀匠が自ら刀身彫刻に至るまで流石の腕前を振るわれた作品です。刀匠吉原義人ならではの雅味と風格が一段と際立つ技倆を見せつけ、悠然たる刀姿美が薫り立つ至宝の逸品です。彫刻は、「千代に八千代 苔のむすまで」。日本国の安泰を願って彫刻されております。附の拵も同期の作品と思われます、黒呂塗の鞘には菊水が蒔絵されております。御守り刀にも最適で非常に有難い御刀です。またとない吉原義人先生の優短刀です。お見逃しなく御願いします。白鞘、黒呂塗合口拵、金着せ一重はばき、桐箱付き。
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