Tsuba [Shonai Gekka Ashiwakebune-zu Tsuba][N.B.T.H.K] Hozon Tousougu
¥ 220,000
Stock number:TU-040315
Paper(Certificate): [N.B.T.H.K]Hozon Tousougu
Country・Era:Edo era
Gekka Ashiwakebune-zu Tsuba
撫角形 山銅石目地 片切毛彫 据紋象嵌色絵 丸耳
Length:7.0cm
Width:6.4cm
Thickness:0.53cm
Weight:153g
In paulownia wood box
[Additional Information]
庄内と鑑定された鍔である。この地には、金工界の大家、土屋安親が出現したことから大いに栄え佐藤珍久、在哉、正阿弥清成、源敦忠、渡辺宣時、庄内正阿弥を輩出した。作風も正阿弥派、奈良派、安親の影響を受けた弟子筋の作品も現存する。尚、幕末には明珍一派の宗吉、宗平がいて上手であり、また刀工に一次、一広などもおり、鉄地で鍛えの良い物を作り多くは、小透を得意としている。本作は、山銅地に細かな石目を蒔き、撫角形の姿形が整う。表の船と芦の葉を赤銅地で裾紋象嵌、雲を片切毛彫としている。裏には芦の葉と櫂を赤銅地、露は金象嵌となる。奈良風の作行で構図も良く元禄頃(1688~)と思われ時代を感じさせる。