Wakizashi [Ozaki Gengouemon-Suketaka][N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
Out of Stock
Stock number:WA-120120
Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Touken
Country(Kuni)・Era(Jidai): Setsu(Osaka)・Edo era 1795
Blade length(Cutting edge): 53.7cm
Curve(SORI): 0.7cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.22cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.76cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.80cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.65cm
Habaki: One parts, gold Habaki
Sword tang(Nakago): :Unaltered,Sujikaiyasuri with Keshoyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana):1
Shape(Taihai): Shinogizukuri,Marumune,Chu-kissaki
Jigane(Hada):
Temper patterns(Hamon):Toranba
Temper patterns in the point(Bohshi):
Registration Card: Tokyo
【Additional Information】
尾崎助隆の本国は播磨で宝暦三年に生まれ。後に大阪に出て貝三原の末裔である同郷の先輩、黒田鷹諶の門人となります。寛政十年に長門守を受領し、それ以後は尾崎長門守助隆と楷書で銘を切るようになりました。刻銘は尾崎源五右衛門助隆、尾崎源五右衛門藤原助隆、尾崎長門守藤原朝臣助隆、などと銘切します。水戸の直江助政、大坂の天龍子正隆、作州津山の多田貴勝等、多数の門人を育てた大阪新々刀を代表する名工で、特に濤乱刃の名人と評され西の助隆、また同時期に江戸の水心子正秀を東の正秀と称し賞賛されました。文化二年没、五十三才。
本作、体配は、刃長が一尺七寸七分強とやや長めの脇差で、身幅広く元先の幅差あまりつかず、重ね頃合に確りとして反りがやや浅い、手にしてズッシリ重みを感じる健全で姿美しい脇差です。地金は小板目肌に杢目交じえてよく詰み、地沸が厚くつきます。刃紋は、匂深く小沸が厚くついた、高低乱れる涛乱刃で、足入り、刃中明るく澄みわたる冴えた明るい刃紋となります。鋩子は裏表とも直調子となって上品に小丸へと返っています。茎は生ぶで、鑢目がキッチリとして銘ぶりも立派で保存状態は極めて良好です。地鉄精良に詰み、華やかで見事な濤欄刃を焼いた、助隆の典型的かつ上々の作域を示す優品です。附の拵も上等な金具が使われており、鞘の桜模様の時代塗が何とも風情があり飾って楽しめる拵です。この脇差は尾崎源五右衛門助隆の内外揃て上々の出来栄えを呈した優品です。白鞘、変時代塗鞘脇差拵、金着一重はばき。特別保存刀剣鑑定書。
Out of stock