Wakizashi [Kozuke-no-kami Yoshikuni][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
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Stock No:WA-050122
Paper(Certificate): [N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
Country(Kuni)/Period(Jidai): Tosa(Kochi)・Early Edo period 1673~
Blade length(Cutting edge): 40.8cm
Curve(SORI): 0.8cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.20cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.68cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.70cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.50cm
Length of Koshirae: about 61.5cm
Habaki: One parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago):Unaltered,Sujikai file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Shape(Taihai): Shinogizukuri,Iorimune, Oh-kissaki
Jigane(Hada): Itame
Temper patterns(Hamon): Jyuka-Choji
Temper patterns in the point(Bohshi): Midare turning Komaru
Registration Card: Tokyo
【Additional Information】
上野守吉国は本名を森下孫兵衛と云います。本国は陸奥相馬中村、播磨守吉成の長男として生まれました。坂本龍馬の愛刀を制作した陸奥守吉行の兄です。父弟とともに陸奥国より大阪に出て伏見両替町に住し、大阪初代丹波守吉道の次男の初代大和守吉道の門人となって鍛刀を学びました。元禄初め頃に弟の陸奥守吉行と共に土佐藩工として高知城の日下(くさか)村に来住して鞴を構え、藩主山内家に抱えられて活躍しました。
本作は刃長が一尺三寸四分強と小ぶりではありますが、身幅と大きな切先は、鞘を払った瞬間に見る者がドキッとする脇差姿となっています。地鉄は板目肌がよく現れ地沸がつきます。刃文は沸が強く直で焼き出し明るく冴えた重花丁子風となります、焼幅高く、飛び焼き交え、大きく乱れこみます。刃縁には小沸が良くついて映え、刃中には、足、葉、砂流幾重にも掛かり働きも盛んで誠に覇気ある御刀となっています。帽子はそのまま乱れ込み先掃き掛けるようにして小丸へ深く返ります。茎は生ぶで、鑢目、錆味、銘彫と全てが良好な保存状態にあります。地刃共に出来がよく、欠点の見当たらない誠に健全な上野守吉国の脇差です。写真の通りの華やかな刀装具を使った拵が附いています。白鞘。金着せ一重ハバキ。附黒呂漆塗鞘脇差拵。特別保存刀剣鑑定書。
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