Wakizashi [Harima-Daijo Fujiwara Tadakuni(Wazamono)][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
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Stock No:SWA-100222
Paper(Certificate): [N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
Country(Kuni)/Period(Jidai): Hizen(Saga)/Early Edo period about 1648~
Blade length(Cutting edge): 45.4cm
Curve(SORI): 1.2cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.88cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.57cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.40cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.45cm
Sword tang(Nakago): Unaltered,Oh-Sujikai file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Registration Card:Hyogo
【Additional Information】
【解説】
播磨大掾藤原忠国。本工の忠国は、初代忠吉の弟である吉家の子で、名は橋本六郎左衛門。初銘は広則。寛永十一年(1634)に播磨大掾を受領し、忠国と改名します。はじめ播磨大掾の磨を摩と刻銘します。寛永ころから寛文にかけて作品が残されています。老後は播磨入道休鉄と称しました。「播磨大掾藤原忠国」「肥前住播磨大掾藤原忠国」「肥前住播磨入道藤原休鉄」などと銘切りしました。彼は肥前国の脇肥前と呼称される一派の中でも特に抜きん出た存在であり、虻の目と云われる独特の互の目刃を焼くことで有名な刀工です。
本刀は、刃長が一尺五寸。身幅、重ね尋常、反り適度に利いて、中切っ先となる刀姿です。鍛えは板目肌が流れ心で、杢目を交えて地沸付き、細かな地景が入る美麗な地鉄です。刃文はゆらりとした湾れを基調として僅かに小互の目、二重刃を交えます。小沸よくつき、匂口深く明るく冴えます。刃中には金線、葉など盛んに働きます。帽子はそのまま直ぐで先小丸へ返ります。茎は大筋違鑢に仕上げ、大ぶりで力強い刀工銘を刻します。肥前刀らしくよく詰んだ地鉄は上品な風合い魅せ、匂口良く冴えた焼刃と相まって同工の高い力量を感ぜられる健全な優刀です。白鞘、金着せ二重はばき、特別保存刀剣鑑定書。
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