Katana [Kazuhira(Okubo Kazuhira)] Mukansa

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Stock number:KA-100524

Paper(Certificate): None
Country(Kuni)・Era(Jidai): Kanagawa・Showa era 1988

Blade length(Cutting edge): 79.0cm
Curve(SORI): 2.9cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.60cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.90cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.65cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.65cm
Habaki: One parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered, sujikai file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Length of Koshirae :

Shape(Taihai): Shinogizukuri, Iorimune, Chu-kissaki
Engraving: Bohi on each side
Jigane(Hada): Ko-itame
Temper patterns(Hamon): Gunome-choji-midare
Temper patterns in the point(Bohshi): Notare then togari round tip
Registration Card: Kanagawa

【Additional Information】

大久保和平(かずひら)刀匠は、昭和十八年(1943)神奈川県藤沢市生まれ。人間国宝である宮入昭平の門人で、本名を大久保十和彫(とわず)と言います。昭和四十二年(1967)に作刀承認を得て独立、十和彫の「和」と師である昭平の「平」をいただき、刀匠銘を「和平」と改名します。新作名刀展に出品し、優秀賞2回、奨励賞2回、努力賞7回と連続受賞を果たし、平成三年(1991)には薫山賞を受賞。平成十二年(2000)に無鑑査保持者として認定を受けましたが、惜しくも3年後の平成十五年(2003)2月24日に没しています。作風は師伝の相州伝のほか、備前伝など他の流派にも研究の幅を広げて作刀されていました。
本作刃長は二尺六寸と長寸、身幅元先広く、腰反りが利き、猪首風の切っ先となって、鎌倉中期の太刀姿を思わせる豪壮な刀姿です。鍛は精良な小板目肌に地沸がつき、総体破綻なく潤いのある地鉄です。刃文は互の目丁子乱れ、処々矢筈風の刃や尖り刃などが交じり、刃中には足・葉などが頻りに入って盛んに働きます。また物打ちに向かって徐々に焼を高める様は、誠に迫力があります。帽子は焼刃の勢いを落とし、湾れて先やや尖り心に返ります。茎には丁寧に筋違鑢がかかり、佩表に刀工銘、裏に年紀を刻します。神奈川県出身の無鑑査刀匠 大久保和平刀匠の御刀。鎌倉期の優美な太刀姿に勢いのある焼刃と綺麗な地鉄が相まって、古作にも引けを取らない上々の出来口です。白鞘、金一重ハバキ。

 

【Additional Information】

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