Tantou[Iganokami Kinmichi] (3rd generation)(Wazamono)[N.T.H.K] Nihon Touken Hozonkai
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Stock number:TA-031113
Paper(Certificate):[N.T.H.K] Hozonkai Kantei
Country・Era:Yamashiro(Kyoto)・ Edo era 1704
Blade length(Cutting edge): 25.5cm
Curve(SORI): 0.1cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.4cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.55cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 1.9cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.45cm
Habaki: One parts, silver foil Syonai-habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered,Sujikai file pattern
Rivet Holes(Mekugiana):1
Shape(Taihai): Hirazukuri
Jitetsu(Hada): Itame
Temper patterns(Hamon): Chu-suguha
Temper patterns in the point(Bohshi): Sugu ni Komaru
Registration Card: Saitama 1965
【Additional Information】
本作は京三品の祖、山城の名門来家を再興して来と号し、初代伊賀守金道より十代に渡り繁栄した、来金道の三代目である和泉守来金道の短刀です。新刀中上作。切れ味優れると云われ業物に位列します。初代が、伊賀守金道、弟の来栄泉が二代、来金道が三代ということになります。兄栄和泉との合作刀も多く残ります。来金道家は、美濃より来住した家で、二代目から日本鍛冶宗匠の特権を得て繁栄します。五代目からは銘に雷除の二字を添えるようになりました。金道家は全国の刀鍛冶の受領銘の代行を司り、近江守一竿子忠綱、信濃守源信吉、丹波守吉道、近江守久道家を加えて京五鍛冶と云われた名門の御家です。
本作品は、延宝から宝永頃の作で、刃長は八寸四分。身幅やさしく重ね尋常にして定寸の姿をした短刀です。地鉄は、板目肌よく練れて、所々ザングリとした肌合いを表しています。刃紋は匂勝ちの中直刃に刃紋は、匂い主体の中直刃湾れた刃紋に小沸が付くもので、匂い口明るく冴えて流石は上工の作品と思える良い刃を焼いています。刃中は細かな足入り、金線が掛かり働きます。帽子は、そのまま直で小丸へと返ります。茎生ぶで、錆味、雰囲気がよく銘がキッチリ残るなど、上等な鉄を以って鍛えていることが判ります。落ち着いた感じが、なんとも心を休めてくれる上品な短刀です。新々刀期の金道には時折見かけますが、三代金道の短刀は滅多に無いもので、本作は見逃せない希少な逸品です。白鞘、銀着せ一重庄内はばき。日本刀剣保存会鑑定書
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