Katana [Kawachi-no-kami Sukesada][N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
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Stock number:KA-050121
Paper(Certificate):[N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
Country・Era:Bizen (Okayama)・Middle Edo period about 1688~
Blade length(Cutting edge): 66.4cm
Curve(SORI): 1.7cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.17cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.71cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.60cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
Length of Koshirae : about 105cm
Habaki: One parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered, Kiri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Shape(Taihai): Chu-kissaki,Shinogizukuri,Iorimune
Jigane(Hada):Itame
Temper patterns(Hamon):Gunome-Choji
Temper patterns in the point(Bohshi):Sugu turning Komaru
Registration Card: Hyogo
【Additional Information】
河内守祐定は、永正期に長船の名工と称された与三左衛門尉祐定に繋がる名工で、与三左衛門から四代目の横山藤四郎祐定の子の宗左衛門尉祐定の子で、俗銘を仁左衛門と称し二代目を継ぎました。その技量は上野大掾祐定と双璧と云われるほど上手でした。つまり河内守祐定は与三左衛門尉祐定の六代あとの末裔ということになります。江戸時代後期には、同系統より伊勢守祐平や、加賀介祐永などの備前新々刀の名工が輩出されています。
本刀体配は、刃長が二尺二寸。反りは頃合。身幅広く重ねは尋常で、表裏に棒樋と添樋の彫刻を彫り、ハバキ上で角止めます。地鉄は、板目肌に杢目肌交り練れる明るい地鉄で地沸がついて映りが現れます。刃文は、匂出来の逆さがかった細かい互の目に丁子が交りで複雑に乱れ所々飛び焼きます。匂口は明るく小沸がついて、乱れの山には沸粒が輝いています。刃中には繊細に足、葉働きます。帽子は直で小丸に返ります。茎は生ぶで文句の付けようがない見事な状態です。地刃ともに冴えた一口で、末備前の上作を彷彿させる見事な出来栄えの一振です。附の拵は御写真の通りで、龍の金具でまとまった見事なものです。内外揃って見栄えが良い、河内守祐定の高い技量を遺憾なく発揮した代表作品と言っても過言でない名刀です。白鞘、金着一重はばき、附 黒呂塗鞘打刀拵、特別保存刀剣鑑定書。
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