Antique Gun Hinawa-cyuzutsu[Sendai Shishido Tamezaemon Yoshinobu]
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Stock number:GU-080411
Country・Era:Sendai・Edo era(end stage)
種別: 火縄式銃砲
全長: 109.1cm 銃身長:78.1cm 口径:1.8cm
登録: 東京都
【Additional Information】
仙台銃鍛冶の第一人者である宍戸為左衛門善信の出来が良い侍筒です。登録証は穴戸と読み間違えております。台木(銃床)には廃藩置県に伴う戊辰番号刻印が入っています。機関部においては特に火挟みの火縄保持部分が長く,その為火挟みは高く上がります。引き金は薄板の輪引き金です。侍筒でありながらナマコ金が付いています。仙台筒を無骨な鉄砲と評する人がいますが,仙台筒を多く見ていれば,豪放さと優美さを高い次元でマッチさせた都会的センスを持つ作品群であることが分かります。
本作は、全長が短い短中筒(侍筒)と呼ばれた銃です。通常の戦闘に用いられていた軍銃の口径は大体八匁弾ですが、この火縄銃は口径が大きめで約1.8ミリあり十匁弾を発射します。筒周りの肉はタップリとして重厚感がありますが、見た目ほど重くはありません。実戦を考慮して造られた仙台の名銃です。これらの銃は人を撃つと言うより、陣中に撃ち込んだり、城に撃ち込んだりして、敵に脅威を与える目的に使われていたものと考えられます。銃身(筒)は鉄製で表一角という型です。銃床は目が詰んでいる良木を用いているため、,時代を経ても当時のままの良好な保存状態で残っています。カラクリは完全作動します。侍筒は一般戦闘員が持つものでは有りませんでしたから現存する銃が少なく貴重です。飾り台は非売品です。
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