Katana[Aoe][N.B.T.H.K] Jyuyo Token
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Stock number:KA-050220
Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Jyuyo Token
Country(Kuni)・Era(Jidai): Bittyu(Okayama)・Kamakura era about 1300~
Blade length(Cutting edge): 75.1cm
Curve(SORI): 2.3cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.92cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.5cm
Sword tang(Nakago): 2
Rivet Holes(Mekugiana): Unaltered,Kattesagari file pattern
Shape(Taihai): Shinogizukuri,Iorimune,Chu-kissaki
Jigane(Hada): Itame with Jinie and Chikei
Temper patterns(Hamon): Chu-Suguha with Konie
Temper patterns in the point(Bohshi): Sugu and Komaru with Hakikake
Registration Card:Kanagawa
【Additional Information】
【重要刀剣図譜より】
形状 鎬造、庵棟、身幅尋常、鎬地の肉を削いで重ね薄く、反りややつき、中鋒。
鍛 板目肌立ち、地沸つき、地景入り、淡く映り立つ。
刃文 中直刃、足・葉よく入り、処々に逆がかり、匂口締まりごころに小沸つき、金筋・砂流しかかる。
帽子 直ぐに小丸、先掃きかける。
茎 大磨上、先切り、鑢目勝手下り、目釘孔二、無銘。
説明 十一世紀初頭の往来物『新猿楽記』は、諸国の名産物を列記する中に「備中の刀」を挙げている。
これより約二世紀のち、その高い評価を受けつぐ青江派の刀工が登場する。青江派の中、鎌倉中期までのものを古青江、それ以降南北朝期までのものを青江と汎称している。作風は、古青江は小沸出来で、匂口の沈んだ直刃調の小乱を主調とするが、鎌倉後期の青江になると、沸づきが穏やかになり、南北朝期に入ると、匂勝ちで匂口が締まり、明るく冴えた作風を示すようになる。
この刀は、尋常な身幅に中鋒という体配で、ほぼ鎌倉時代末期の青江物と鑑せられる。匂口の締まった直刃に逆足の入る刃文等には同派の特色が顕著であり、特に刃中の足・葉の働きが出色である。
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