Katana [Settsu-no-kami Fujiwara Nagashige] [N.T.H.K] Nihon Token Hozonkai
Out of Stock
Stock number:KA-090321
Paper(Certificate): [N.T.H.K] Nihon Token Hozonkai
Country(Kuni)・Era(Jidai): Rikuzen(Sendai)・Edo era about 1652~
Blade length(Cutting edge): 66.6cm
Curve(SORI): 1.2cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.28cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.85cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.45cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.75cm
Length of Koshirae : about 97cm
Habaki: One parts, silver Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered,Sujikaiyasuri with Keshoyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Shape(Taihai): Chu-kissaki, Shinogizukuri, Iorimune
Jigane(Hada):Itame
Temper patterns(Hamon):Gunome-Midare
Temper patterns in the point(Bohshi):Notare turning Komaru
Registration Card: Mie Showa 1952
【Additional Information】
刀 菊一摂津守藤原永重 (裁断銘)奥州仙台住和田半之助房長依貴僧修三七日護摩命永重造之、、附朱漆塗鞘打刀拵 日本刀剣保存会鑑定書。摂津守藤原永重(承応頃1652年頃)は菊花紋と「一」の字を切ることを許された陸前の刀工で初代、二代があります。作品が非常に少なく、在銘作は珍しく大変貴重です。永重は一般に目にする機会が少ない御刀です。茎の雰囲気を見ていると、宮城県塩竈市にある鹽竈神社に納められた奉納刀永重に通じるものが有ります。作柄は上手で永重という刀工は当時なかなかの名手であったことに疑いの余地はありません。
本作体配は、刃長が二尺二寸八分で身幅が元先確りとして重ねが厚く、頃合いの反りがあり姿が良い御刀です。地鉄は板目肌鍛で流れ心があり、肌がよく現われて地沸がつきます。刃紋は匂勝ちの互の目乱れ刃紋で肌に絡むように様々な働きが見えます。帽子は一旦湾れ調子に、そして先火炎状態になり小丸へ返ります。茎には深く菊紋一と銘が彫られています。差し裏には長文で裁断銘が刻されます。この裁断銘は研究の余地があり、お時間かけて調べてみれば楽しめそうです。附の拵は、写真の通り朱漆塗鞘で洒落た雰囲気の物です。なんだか御刀に似合っていて雰囲気が良いです。本作は菊一摂津守藤原永重の珍しく大変貴重な一振です。差し裏に刻された裁断銘は鹽竈神社に納められた奉納刀永重の刻銘に通じるところがございます。白鞘、朱漆塗鞘打刀拵、銀着一重古はばき、附日本刀剣保存会鑑定書。
Out of stock