Katana [Kawachi-no-kami Kunisuke(2nd generation)(Wazamono)][N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
¥ 2,000,000
Stock number:KA-120223
Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
Country(Kuni)・Era(Jidai): Settsu(Osaka)・Early Edo period about 1658~
Blade length(Cutting edge): 70.0cm
Curve(SORI): 1.2cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.07cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.72cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.45cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
Habaki: One parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered,Sujikai file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1
Shape(Taihai): Shinogizukuri,Iorimune,Chu-kissaki
Jigane(Hada): Itame
Temper patterns(Hamon): Kobushi-gata-choji
Temper patterns in the point(Bohshi): Sugu then komaru round tip
Registration Card: Chiba
【Additional Information】
二代河内守国助は、初代国助の子で小林八郎右衛門と称しました。初銘は国豊です。二代河内守国助である為に俗称、中河内とも呼ばれています。小板目肌よく詰んだ鍛に、華やかな丁字を主調とした、世に「拳形丁字」と称される同工独特の握り拳形の丁字を焼きます。その刃文は誠に華やかで「新刀一文字」と呼ばれることもあります。二代河内守国助は備前伝の名手で大阪新刀を代表する刀工です。
本作の体配は、刃長が二尺三寸強。身幅、重ね共に尋常で、反り適度に利き、肉置き豊かで重量感もあり、中切っ先が少し延びた鋭く健全な刀姿の御刀です。地鉄は、良く練られた板目肌に地沸が付き、一部流れ心を交えて、総体破綻のない綺麗な鍛となります。刃文は小沸出来で、同工の得意とする拳形丁字を主とした丁子乱れが焼かれ、高低をつけながら乱れて、華やかな焼刃です。刃中には、足入り、飛び焼きかかり、処々金筋、金線などが入り、盛んに働きます。帽子は乱れの勢いを抑えて直ぐとなり、先小丸へ返ります。茎は生ぶで、達筆な銘ぶりで刻銘がされています。本刀は、二代河内守国助の典型的な作柄が示された入念作で、拳形丁子が派手やかに乱れる同工の優刀であります。白鞘、金着一重ハバキ、特別保存刀剣鑑定書。