Tantou [Aizu Motooki] [N.B.T.H.K] Hozon Touken

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Stock number:TA-030216

Paper(Certificate):[N.B.T.H.K] Hozon Token
Country・Era:Iwashiro-koku(Aizu)・ Showa era  1861

Blade length(Cutting edge): 30.0cm
Curve(SORI): 0cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.42cm
Thickness at the Moto-Kasane: 1.0cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.0cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.8cm
Habaki: One parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered,Kattesagari file pattern
Rivet Holes(Mekugiana):1

Shape(Taihai): Hirazukuri,Iorimune
Jitetsu(Hada): Koitame with Jinie
Temper patterns(Hamon): Gunome
Temper patterns in the point(Bohshi): Kaen,Komaru
Registration Card:Fukushima

【Additional Information】
会津元興は、角大八元興の孫にあたり角大助と称しました。父、角大治秀国が早世してしまったため、会津道辰など、時の会津刀工から学んだものと思われま す。初代角大八は江戸の水心子正秀の弟子となり鍛刀を学び、会津藩の命により薩摩に行き、元平門人となり元興と改めました。本作は、二代を元興の作品で す。二代会津元興は、安政4年、会津藩松平家からの預かり弟子として石堂運寿是一に入門し、安政6年には入道し、松軒と号しました。松軒元興は、慶応2年 に大和守を受領し、大和守秀国と改名しました。幕末動乱期には、京都を守護する為に、会津藩主松平容保公とともに、松軒元興、会津十一代和泉守兼定らも上 洛し、会津藩士や新選組隊士の帯刀を作刀しました。新選組局長近藤勇や副長土方歳三の刀の中にも大和守秀国銘の刀があったと伝えられています。明治24年 80歳にて没しました。松軒元興は初代よりも上手で優れた出来の刀を残しており、名工揃いの会津刀工のなかでも異才を放つ上工として知られています。
本短刀は、刃長が一尺弱。重ね厚く、鎧通風で実用を重んじて作刀されたものでありながら、確りとした仕上げに造りこまれた一振であり、騒然とした幕末期 の、高名な武士の佩剣として使われたもであろか、見ていて誠に美しい姿をしている。地鉄は小板目肌が詰んで流れ加減で地沸が付き、棟寄りが沸づく気配があ ります。刃紋は尖り互の目を交えた互の目乱刃紋で、匂口が締まり加減となって明るい小沸が付いて冴えます。刃縁には砂流し金線が見事に働きます。帽子は火 炎状となって確りと返ります。茎は生ぶ。白鞘、会津元興、保存刀剣鑑定書

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