Sunnobi Tantou[Sumitani Masamine][N.B.T.H.K] Hozon Touken
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Stock number:TA-041215
Paper(Certificate):[N.B.T.H.K] Hozon Token
Country・Era:Kaga(Ishikawa)・ Showa era 1968
Blade length(Cutting edge):30.8cm
Curve(SORI): 0.1cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.0cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.45cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.6cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.35cm
Habaki: Two parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered,Kattesagari with Keshoyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana):1
Shape(Taihai): Hirazukuri,Iorimune
Jigane(Hada): Itame with Jinie
Temper patterns(Hamon): Choji-midare
Temper patterns in the point(Bohshi): Komaru
Registration Card: Ishikawa
【Additional Information】
銘 加賀住両山子正峯作之(隅谷正峯)、(本名:隅谷與一郎、1921年1月24日 – 1998年12月12日)は石川県松任市辰巳町20(現在の白山市)出身の日本刀匠。全日本刀匠会元理事長。日本美術刀剣保存協会元理事。1938年金沢 第一中学(現石川県立金沢泉丘高等学校)卒業。1941年立命館大学理工学部機械工学科卒業と同時に刀匠・桜井正幸に入門します。独立後は興国日本刀鍛錬 所(広島県尾道市)へ。その後、日本刀鍛錬所傘笠亭(さんりゅうてい)を松任市に開いて一文字や長光等の備前古名刀など多くの作品を手掛けました。昭和 40年、41年、49年には新作名刀展の最高賞である正宗賞を受賞しています。同39年、41年、44年、平成元年には伊勢神宮式年遷宮御神宝太刀(ごし んぽうたち)を制作しました。昭和50年(1975)ごろから正倉院蔵刀子や四天王寺蔵刀剣類を参考に、小刀や刀子を研究、制作を続けています。鎌倉時代 の備前刀を得意とし、隅谷丁子(すみたに・ちょうじ)と呼ばれる伝統の踏襲を超えた華麗な丁子刃文(ちょうじはもん)を完成し無鑑査刀匠となりました。 更に、自家製鋼の研究を経て、地鉄(じがね)の研究、銑卸(ずくおろし)の刀剣を制作して、独学で鎌倉時代の地鉄を再現し新たな鍛錬法を探求するなど、日 本刀美への挑戦意欲はとどまることなく、第一回作刀技術発表会以来の連続出品数も最多となり、生涯において他の刀匠の追随を許しませんでした。
このようにして1981年4月20日には「人間国宝」に認定されます。また、皇室関連の作刀を行っていることでも知られ、平成3年(1991年)には眞子 内親王、同5年(1993年)には皇太子妃雅子、同6年(1994年)には佳子内親王の賜剣の儀で、彼の製作した守り刀が天皇から授けられることになりま す。第1回薫山賞(1972年)、紫綬褒章(1984年)、重要無形文化財「日本刀」保持者認定(1981年)、中日文化賞(1992年)、勲4等小綬章 (1994年)、日本刀の人間国宝としては、高橋貞次、宮入昭平、月山貞一に次ぐ4人目の認定。
本刀は、身幅広く、重ねはやや薄く、極浅く反る、南北朝期の寸延短刀を思わせる姿の御刀です。地鉄は板目肌詰み、地沸微塵に付いて地肌は美しく冴えます。 刃文は、小沸出来で匂口が明るく冴える逆丁子(さかちょうじ)乱刃紋です。刃中は逆足が入り働きも盛んで覇気があります。帽子はそのまま乱れこんで小丸へ 返ります。茎も文句なし。本作は、今や出物も少なくなった現代刀界の至宝、隅谷正峯の貴重な逆丁子短刀であり、見逃すことが出来ない逸品です。白鞘、金着 せ二重はばき。日本美術刀剣保存協会、保存刀剣鑑定書附。
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