Tanto [Ujifusa][N.B.T.H.K]Hozon Token
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Stock number:TA-050121
Paper(Certificate): [N.B.T.H.K]Hozon Token
Country(Kuni)・Era(Jidai): Mino・Muromachi era 1570~
Blade length(Cutting edge): 24.8cm
Curve(SORI): 0.3cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.28cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.54cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba):2.05cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.45cm
Habaki: One parts, silver Habaki
Rivet Holes(Mekugiana): 2
Shape(Taihai): Hirazukuri Iorimune
Jigane(Hada): Itame
Temper patterns(Hamon): Choji and Gunome-Midare
Temper patterns in the point(Bohshi): Komaru
Registration Card: Tokyo
【Additional Information】
室町時代に織田家の抱工として活躍した名工である若狭守氏房の作品と鑑せられる作品です。初代氏房は理論上では古刀期の刀匠に属する人です。美濃国善斉兼房(永正頃 1504年頃)の三男として、天文三年に(1534年)岐阜に生まれ、名を清左衛門、永禄十三年に左衛門少尉、元亀元年に若狭守を受領し織田信長に仕えました。安土城で作刀していましたが、信長の死後岐阜に帰り、晩年は尾張清洲に移り、天正18年同地で没しました。永禄13年(1570年)に若狭守の受領するまでは、氏房の二字銘で銘切りしています。信高、とならび尾張新刀を代表する刀工となります。
作品体配は、刃長八寸一分弱の美しい短刀です。地鉄は板目肌流れ心で肌現れ映りが立つ地鉄です。刃文は匂い勝ちの互の目に丁子交じる乱れ刃を焼いています。柔らかい匂い口に明るい小沸が付いて冴えます。刃縁には砂流し金線等よく働いており見所満載です。帽子は焼き幅タップリとして、そのまま乱れて小丸へと返ります。茎は生ぶで氏房の二字が深く刻されております。本品はお洒落で味わいがある江戸期の合口拵がついた逸品で、氏房の典型的な作域が顕著に示された短刀です。附 腰刻変塗鞘合口拵、白鞘、銀無垢一重はばき、保存刀剣鑑定書。
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