Tanto [Minamotono Masao] [N.T.H.K] Nihon Token Hozon Kai

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Stock No:TA-080220

Paper(Certificate):[N.T.H.K] Nihon Token Hozon Kai
Country(Kuni)/Period(Jidai): Musashi(Tokyo), Late Edo period 1865

Blade length(Cutting edge): 27.1cm
Curve(SORI): 0.1cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.28cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.78cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.60cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.65cm
Length of Koshirae : about 40.5cm
Shape(Taihai): Hirazukuri,Iorimune
Jigane(Hada): Itame
Temper patterns(Hamon): Gunome
Temper patterns in the point(Bohshi): Hakikake then Ko-Maru round tip
Registration Card: Tokyo

【Additional Information】

正雄は幕末の名工源清麿の門人で、鈴木次郎と称し、江戸下谷御徒町に住しました。嘉永六年の年期入りが現存するため独立はこの頃と思われ、没年不明ながら慶応二年までの作刀が確認されています。作刀期間は僅か十余年と短く、鍛冶人生の大半を清麿の元で鍛刀していると思われ現存数は少ないです。安政五年から約三年間は幕府の招きで函館に赴き、当地の鉄で鍛刀しました。正雄の呼び方については、師である清麿の兄が同銘同音で正雄と切る為、区別するために清麿の兄の方を真雄(さねお)或いは山浦真雄(やまうらまさお)と呼び、清麿の弟子の方は正雄(まさお)或いは江戸正雄(えどまさお)と呼ばれています。
この短刀は、刃長が八寸九分四厘。平造り、庵棟、無反りで、身幅、重ねが確りとして姿が良く、地鉄は板目肌が詰んで地沸が付き地景が現れます。刃文は、互の目が大きく乱れて沸付き、足入り、砂流しかかり、明るく冴えます。帽子は掃きかけ覇気があり小丸へ返ります。茎は生ぶ。本作は源正雄、慶応元年八月日の作品です。正雄は師の源清麿に最も近い技量と言われる名工で、覇気ある出来口は人気です。立派な拵が付いて内外揃った短刀です。白鞘、青貝微塵変塗鞘短刀拵、日本刀剣保存会鑑定書。

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