Wakizashi [Unji][N.B.T.H.K] Jyuyo Touken

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Stock number:WA-040118

Paper(Certificate):[N.B.T.H.K] Jyuyo Touken
Country・Era:Bizen(Okayama)・Kamakura era  1300

Blade length(Cutting edge): 46.4cm
Curve(SORI): 1.2cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.98cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.79cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.8cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.72cm
Habaki: Two parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Osuriage, Kiri end, Katteagari file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1

Shape(Taihai): Naginatanaoshi-zukuri, Mitsumune
Jigane(Hada): Koitame mixed Mokume, Utsuri
Temper patterns(Hamon): Sugu mixed Konotare and Gunome with Konie
Temper patterns in the point(Bohshi): Yakizume
Registration Card: Tokyo

【Additional Information】
鎌倉時代から、南北朝期にかけて備前国宇甘で作刀していた刀工群、雲生、雲次、雲重は、雲の字を冠することから、宇甘派とも、雲類と呼ばれ、これらの祖は山城国から備前へ移住して来たため、同国長船物に比べ全く異なった山城風の趣を強く示す、備前物中異色とも云える作域の御刀を残します。雲次は雲生の子にあたる人です。形状は、時代を反映した優しい太刀姿の刀から、やや猪首切先で肉置よく蛤刃を思わせ迫力ある豪壮な姿の刀まであり、一概に姿の特徴の説明は出来ません。刃紋は直刃仕立てで、小乱れ、互の目交じり逆さ掛かった足入り、刃縁締まり、匂い本位で沸細かくついて冴えるのが特徴です。
本作は、鎌倉時代後期の雲次(うんじ)と極められた脇差で、第31回重要刀剣審査に於いて合格を果たした名刀です。
審査図録内にも地刃の出来が一派の中でも最も雲次に凝せられる。と褒め言葉が記されるなど、雲次極めについての自信の程が示された御刀です。雲類の研究資料としても御奨めの作品です。
体配は、大薙刀直し脇差姿で、刃長は1尺5寸3分ほど、身幅がタップリ、刃幅も確りと残るなど健全で、覇気に溢れ鋭い姿がとても印象的な御刀です。地金は、小板目肌に小杢目肌交じり詰んで、すみ肌、地斑交じり、地沸付いて映りが立つ雅趣漂う地鉄です。刃紋は刃縁匂い締まりこころで小沸つく直刃調僅かに小湾れ互の目を交えて、丁子足、逆足が入り働きます。帽子はそのまま直で焼き詰めます。第31回重要刀剣、出来が優れ、雲次の特徴が顕著に示された、資料的にも大変貴重な鎌倉時代の御刀です。白鞘、金着二重せはばき。

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