Wakizashi [Aizu-Jyu-Miyoshi-Nagamichi] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token

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Stock number:WA-060120

Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Touken
Country(Kuni)・Era(Jidai): Mutsu (Fukushima)・Edo era  1862

Blade length(Cutting edge): 37.0cm
Curve(SORI): 0.4cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.94cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.66cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.50cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
Habaki: Two parts, Gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered,Kattesagari file pattern

Rivet Holes(Mekugiana):1

Shape(Taihai): Hirazukuri, Iorimune
Engraving: Ryu-Rammasukashi
Jigane(Hada): Itame with Jinie
Temper patterns(Hamon): Gunome
Temper patterns in the point(Bohshi): Komaru
Registration Card: Mie

【Additional Information】

会津の三善一族は長国を祖とし、政長から長道へと代々続く陸奥刀匠の名家です。上京し肥前忠吉と同じく埋忠明寿に学んだ為に山城伝の趣強く、寛永四年(1627年)より父長国と共に会津で鍛刀。美濃から移住してきた兼定一派と双璧の三善家はこのときより始まります。政長の子三善長道は会津虎徹と称され、斬れ味の良さは極であり後代に引き継がれ、その名声は各国に轟き、会津一の名刀として知られるようになりました。
本作は刃長が一尺二寸一分半と短めの短刀で、身幅と重ねはともに確りとして、短刀として作られたであろう一振です。はばき元から欄間が透かされています。構図の龍もなかなか上手に彫られていて雰囲気が良いです。また、練れた板目肌に地沸が付く地鉄は、いかにも強そうであり、会津虎徹と称されるに相応しく実用を重んじ鍛刀されたものであることが伺え知れます。刃紋は、明るい小沸に包まれた互の目乱れ刃紋を焼いています。飛焼を交え、刃中には、足、葉、砂流し、金線が様々に働いており見ていて飽きません。本作は、刀身彫刻が人目を引く三善長道の年紀入りの平造脇差で、会津虎徹呼号の真価を十分に発揮した会津の名刀です。

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