Wakizashi [Suishinshi Masahide][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token

Out of Stock

Stock number:WA-060223

Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Touken
Country(Kuni)・Era(Jidai): Musashi(Tokyo)・Late Edo period  1818

Blade length(Cutting edge): 47.8cm
Curve(SORI): 1.3cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.17cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.74cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.45cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
Length of Koshirae : about 76cm
Habaki: Two parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago):  Unaltered,Sujikaiyasuri with Keshoyasuri file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1

Shape(Taihai): Chu-kissaki,Shinogizukuri,Iorimune
Jigane(Hada):
Temper patterns(Hamon):
Temper patterns in the point(Bohshi):
Registration Card: Tokyo

【Additional Information】

水心子正秀は寛延三年出羽国の生まれです。明和八年、二十二歳の時に武州下原吉英門となり、初期には宅英、英國と銘を切りました。その後、安永三年に故郷の藩主である出羽国秋元家に仕官し、川部儀八郎正秀から、水心子正日出・水心子正秀と銘を改め、文政元年にはさらに天秀と銘しました。水心子正秀は新々刀の生みの親とも言われている先駆者で、鍛刀技術の革新に尽力し、旧来の鍛刀法を一変する復古鍛錬法を提唱しました。そして正秀の主張に賛同した刀工が全国各地から江戸に集まるようになりました。大親分的性格に加え、刀剣学者でもあった正秀は、大慶直胤、細川正義、長運斎綱俊らをはじめ百余名にも及ぶ刀匠を養成しました。現代刀工にも、水心子の流れを汲む流派が少なくないようです。特に初期作には、大阪の津田越前守助廣を写した名作があります。水心子正秀の刀は勝海舟が愛刀としていたことでも有名です。正秀は自著に生涯の作刀369口と書いており。現存確認ができている刀が100振ほどであることなどから本刀も脇差ながら貴重な遺作であると言えます。
本刀は刃長が一尺五寸七分。元先やや幅差つき、反りは尋常、フクラが少々枯れ心に延びる中切っ先で鋭く、凛として格好の良い刀姿を呈します。地鉄は良く練られて詰んだ板目肌で、地沸付き、細かな地景が入り、精良で潤い溢れる肌合いを見せます。刃文は小沸出来の直刃で、匂口柔らかに明るく冴え、刃中には処々小足を交える焼刃となります。帽子はそのまま直ぐで先尖り心となり小丸へ返ります。茎は丁寧な化粧鑢がかかり、銘と花押、刻印、年紀が切られます。本作水心子正秀の円熟期の一口。静穏な出来口ながら、同工の高い技量を有り有りと感ずる上々の逸品であります。白鞘。黒呂塗鞘脇差拵。金着二重はばき。特別保存刀剣鑑定書。

Out of stock

SKU: WA-060223

Categories: ,

Tags: , ,