Wakizashi [Bitchukoku-azae-ju Tameie & Mizuta-ju Yamashiro-daijo Minamotono Kunishige] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token

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Stock number:WA-100120

Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
Country(Kuni)・Era(Jidai): Bichu(Okayama)・Early Edo period 1641

Blade length(Cutting edge): 46.6cm
Curve(SORI): 1.4cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.02cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.64cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.55cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm

Habaki: One parts, silver Habaki
Length of Koshirae : about 66cm
Sword tang(Nakago):Unaltered,Kattesagari file pattern

Rivet Holes(Mekugiana):1

Shape(Taihai):Shinogizukuri,Iorimune,Chu-kissaki
Jigane(Hada):Itame with Jinie
Temper patterns(Hamon):GUnome,O-midare
Temper patterns in the point(Bohshi): Komaru
Registration Card: Kyoto

【Additional Information】

古刀期より備中高梁の北方に位置する水田・呰部の地には鍛冶群が栄えました。戦国末期、刀剣の需要が急激に高まる中、松山城主の三村氏や毛利氏、呰部城主の植木氏の需要に対して、呰部為家、水田国重の他、多くの刀工が仕え作刀しました。備中水田一門と備中呰部為家は、ともに古青江為次の末裔にあたります。本作は、世に呰部水田(あざえみずた)と称される河野理兵衛尉為家と、水田住山城大掾源国重との合作刀で、寛永十八年二月吉日の年紀が入る誠に貴重な御刀です。本品は日本刀工辞典 新刀篇掲載品となります。二度と市場に出回らないであろう名刀です。
その作風は、沸を強調した相州伝造であり、刀身の体配は江戸初期、寛永頃の重ねが確りとして反が利いた脇差姿を呈しています。地鉄は、板目肌が練れて流れ心となり地沸がつきます。刃紋は互の目大乱れ刃紋で、匂口深く小沸が付き大粒の明るい荒沸が一面にこぼれ輝きます。砂流し、葉入り、働きは盛んです。帽子は、湾れ調子となり小丸へ返ります。茎は生ぶで銘に朽ち込み無くキッチリ残る保存状態です。黒石目地塗に七五惨三の笛巻塗が施された洒落た脇差拵が附いて、内外そろって楽しめる脇差だと思います。呰部住河野理兵衛尉為家の現存品は決して多くは有りませんし、この脇差は水田住山城大掾源国重との合作刀です。岡山県を郷土とする御客様には見逃せない御品となります。白鞘、黒石目地七五三笛巻塗脇差拵、特別保存刀剣鑑定書、日本刀工辞典 新刀篇掲載品。

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