katana [Uda Sadakuni] [N.T.H.K] Hozonkai Kantei
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Stock number:KA-010217
Paper(Certificate):Katana:[N.T.H.K] Hozonkai Kantei
Koshirae:[N.B.T.H.K] Tokubetsu Kityou Kodougu
Country・Era:Ecchyu(Toyama)・Muromachi era about 1570
Blade length(Cutting edge): 64.2cm
Curve(SORI): 1.4cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.95cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.65cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.35cm
Thickness at the Saki-Kasane: 0.5cm
Length of Koshirae : about 97.3cm
Habaki: One parts, gold foil Habaki
Sword tang(Nakago): Suriage, Kiri end
Rivet Holes(Mekugiana): 2
Shape(Taihai): Chu-kissaki,Shinogizukuri,Iorimune
Jigane(Hada): Itame
Temper patterns(Hamon): Hitatsura and Koshibiraki-gunome-choji midare
Temper patterns in the point(Bohshi): Sugu ni Komaru
Registration Card: Tokyo
【Additional Information】
宇多とは、鎌倉時代末の文保頃の古入道国光を祖とする刀工群であり、南北朝時代時代を経て室町時代に渡って繁栄します。鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての作品を古宇多と、室町期の作品を宇多と、それぞれ称呼します。名鑑によると、宇多で貞国を名乗るのは、貞治頃の貞国と、元亀頃の貞国だけであり、宇多貞国と四字銘で刻するのは、元亀頃の貞国だけであることから、いづれかの判明が可能である。宇多派の作品は大和伝の気質が強いですが、相州伝にかかるものもあり、地鉄は、板目に杢目等交じり肌がよく現れるなどします。本作も相州気質が強く現れた御刀で、時代の雅味が豊かであり、在銘といった点から大変貴重な逸品です。銘も確りとして姿に雅味があり古刀好きな貴様にはたまらない一振りです。
本刀体配は、刃長は二尺一寸二分で、身幅の元先、重ねは尋常。姿が誠に美しい御刀です。地鉄は板目肌が良く練れ肌現れ、映り現れるしっとりとした地金です。刃紋は小沸出来で、皆焼きがかった腰開きの互の目丁子乱れ刃紋で、様々な働きが見事な誠に冴えた刃です。帽子はそのまま直で深く焼いて小丸へ返ります。茎は磨り上げているものの、宇多貞国と、かなり確りと銘が残ります。古刀然とした雅味がある宇多貞国の在銘刀で、見事な拵付きの健全な御刀です。古刀在銘刀をお探しの御客様には最適な御品です。白鞘、金着せ一重はばき。日本刀剣保存会鑑定書、旧特別貴重小道具鑑定書。
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